声優の井口裕香が、4月6日に都内で行われた「井口裕香 写真集 MORE MORE MORE」発売記念イベントに登場。囲み取材に応じ、選ぶのが大変だったというお気に入りカットや撮影に向けてトレーニングに励んだエピソードなどについて語った。
同写真集は「とある魔術の禁書目録」シリーズや「〈物語〉シリーズ」など、数多くのアニメ・ゲーム作品に出演している声優・井口にとって今だからこそ表現できる大人の魅力を凝縮した1冊。今回の撮影に向けて鍛え上げた美ボディーを水着やランジェリー姿で披露している。
写真集の舞台は沖縄。撮影は2023年12月上旬に2泊3日で行われたそうだが、初めて沖縄を訪れたという井口は「海はきれいだったし、空も青くて自然がいっぱい。体作りでいろいろ我慢していたので本場のサーターアンダギーがめちゃくちゃおいしくて。久しぶりに揚げた粉モノを食べることができてすごく幸せでした」とニッコリ。「今回の撮影チームはすてきな方たちが多くていつもにぎやか。全部の撮影が終わった日に食べたステーキは肉好きにはたまらない味でした」と、“初の沖縄旅”の思い出を振り返った。
どれも好きだから選ぶのが難しかったというお気に入りカットは、赤いシースルーの下に黒のランジェリーを着ている妖艶な姿。「撮影初日で、しかも最初の衣装。ここから始まるということで気合が入っていましたし『頑張るぞ!』という思いも強かったので印象に残っています。今だから着られる大人の衣装やメイク、シチュエーションで撮っていただいて。表情も含めてお気に入りの1枚です」と選んだ理由を明かした。
12年ぶりの写真集ということでボディーメイクは入念に。撮影が決まってからの3カ月で体重を10kg落とし、パーソナルトレーニングも2カ所通ったという。そんな井口が特に力を入れて鍛えた体のパーツはお尻だそう。井口自身には理想の形があるようで「海外の女優さんやアーティストの方たちみたいな、大きくてプリッとしているボリューミーなお尻を目指しました。上、下、横など、いろんなところにアプローチをかけながらトレーニング。まだまだですけど、ヒップスラストは80kgまであげることができます。お尻は鍛えれば鍛えるほど大きくなるし形もきれいになる。女性が魅力的に見えるのはお尻なんじゃないかなと思います」と、お尻への“愛”を力説。
ちなみに、理想的なお尻をしている有名人は誰なのか聞かれると「海外だったらキム・カーダシアンさんやニッキー・ミナージュさん。私はもともと女性の写真集を見るのが好きなので日本でいうと篠崎愛ちゃんや深田恭子さんのようなフワッとしているけどプリッ、モチッとしているお尻が理想です」とうれしそうに語った。
井口にとって、たくさんのチャレンジが詰まった2冊目の写真集。最後に「体作りや食生活の改善などを通して新しい自分に出会えることができました。何歳からでも新しいことを始められるし、変わることができる。皆さんが何かに挑戦するきっかけになるような1冊になったらいいなと思います」とメッセージを送り、締めくくった。
◆取材・文・撮影=小池貴之