ヒジュンとのアクションシーンもあったというジフンは、「ヒジュンさんのキャラクターが本当にエネルギッシュでした。生きている“タコ”のような…。本当に大好きな俳優さんなんです。僕とヒジュンさんの間で生まれる呼吸があって、役者としてそのリズムを合わせるのが本当に楽しかったです」と、ユニークなたとえでヒジュンを称賛。
さらに「イ・ムセンさんは“ナマコ”ですね。ムセンさんと演技をしていると、読みづらくて。ムセンさん相手に採用面接を受けるシーンがあるんですが、ありきたりの質問なのにムセンさんが投げ掛けることで読みづらく不思議な会話になるんです。面白い演技でした。ヒョジュさんは…マーメイドですね」と楽しそうに語り、共演陣の仲の良さをうかがわせた。
“ナマコ”に例えられたムセンは、CEOのジャユとは20年来の友人でありながら会社では部下の立場のオン・サン役。「ジャユと友人として話せる時と、代表に向かって(部下として)話す時があり、時には対立する場面もあります。そんなジャユとの多面的な関係に、ウ・チェウンという新しい男が入り込む。ナマコは動かないように見えてよく動いているので、私もナマコのように、見えないように素早い動きを取らないといけません」と答え、会場を笑わせていた。
会見にはチョルファン監督も同席。“人工培養肉”やAIなど斬新なモチーフを取り入れた本作について「SF的な素材は要素の一つであって、作品をご覧いただくと(キャラクター同士の人間関係など)現実に展開する物語の比重がもっと大きいので、そちらにもぜひご注目いただきたいです」と見どころを語った。
「支配種」は4月10日(水)より、ディズニープラスのスターで独占配信開始。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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