「TVer」の月間再生数が過去最高となる4.5億回を記録「ふてほど」「Eye Love You」などの人気ドラマも貢献

民放公式動画配信サービス「TVer」の2024年3月の月間総再生回数が過去最高となる4.5億回を記録した。また、コネクテッドTV(以下、CTV)における再生数も過去最高の1.4億回を突破した。

前年同月比140パーセント超を記録

月間動画再生数は前年同月比140パーセントを超えるペースで伸長。

またCTV月間動画再生数は、2023年8月にサービス開始以来初となる1億回を超えてから、8か月連続の1億回超えとなり、前年同月比160パーセント超で伸長している。

CTVでの1ユニークブラウザあたりの月間動画再生数は、PCデバイスでの数値と比較して約3倍となっており、CTVではより多くのコンテンツが閲覧されている傾向となった。

「TVerアワード」や人気ドラマが再生数増加を後押し

2024年3月には、2023年の1年間を通して最も再生された番組をはじめ、TVerの発展に寄与した13番組が「TVerアワード2023」として表彰。これに伴って期間限定で配信された「TVerアワード2023」授賞番組の傑作回や、バラエティ番組の1か月配信(配信期間延長)特集が多く閲覧された。

また、「不適切にもほどがある！」や「Eye Love You」などの1月期ドラマが最終回まで継続的に視聴されたことも、月間動画再生数に貢献。加えて、平成・令和の話題作を期間限定で配信する「名作ドラマ特集」では、過去最多となる350作品がラインナップされ、新旧ドラマ作品がTVer全体の再生数を大きく押し上げる結果となった。

スポーツコンテンツにおいても、「東京マラソン2024」や「第96回選抜高校野球大会」、卓球の国際大会「シンガポールスマッシュ2024」など、ライブ配信が多く視聴された。3月28日からは、TVer初のデイリースポーツライブ配信となるオリジナル番組「すぽると！on TVer」も配信を開始しており、リアルタイムでのスポーツコンテンツも親しまれている。