篠原涼子とバカリズムがW主演を務める4月12日(金)スタートのドラマ「イップス」(毎週金曜夜9:00-9:58、フジテレビ系※初回は夜9:00-10:13)の制作発表が4月9日に行われ、篠原、バカリズム、染谷将太が登壇。撮影現場の雰囲気や裏話の他、篠原が目撃したバカリズムの奇妙な行動などについて、和気あいあいとしたトークを繰り広げた。
“イップス”とは、心の葛藤が筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし、「できていたことができなくなってしまう」心理的症状のこと。
本作は、小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と、事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事・森野徹(バカリズム)という互いにイップスを抱えた2人が、事件を解決していくミステリーコメディー。絶不調なバディがお互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながらコミカルタッチに犯人を追い詰めていく。
そして、今作でバディを組む篠原とバカリズムは、映画「ウェディング・ハイ」(2022年)で脚本家と主演としてクレジット共演していたが、演者同士としての共演は初。そんな2人が、イップスを抱えてもがきながら、時には助け合いながら謎を解き明かしていく。
篠原は、自身が演じるミコについて「ミステリー小説家という役は初挑戦なのですが、ミコのようなキャラクターは今まで自分の中にいなかったので、すごくやりがいがあります。撮影が進むごとにミコが愛くるしくなっていて、大切に愛して演じていきたいなという気持ちです」とコメント。
また、バカリズムは「脚本のオークラさんと仲が良いのですが、森野役が僕に決まってから、かなり僕のキャラクターに合わせて書いてくださったらしいんです。でも、森野は結構ひどいキャラクターなので、オークラさんの中で俺ってこんなに嫌なやつなの!? って思いました(笑)」と明かす。
さらに、ミコの弟・黒羽慧役を演じる染谷は「慧はすご腕の弁護士で、ミコの良き相談相手です」と自身の役を説明した上で、「包み隠さずに言いますと、まだ一日しか撮影をしていなくて(笑)」と告白。バカリズムから「かなりキーマンですよね?」と聞かれると、染谷は「と、聞いています(笑)」と笑顔を見せた。