バカリズム、初共演の篠原涼子は「芸人さんの感覚に近い。セリフや言い回しに遊びを入れてくるので楽しい」<イップス>

2024/04/09 16:57 配信

ドラマ 会見

「恥ずかしくなってしまうので、下手なアドリブは言えない」


ミステリーでありながらも、コメディー色がかなり強めだという本作。バカリズムは「ちょっとコントっぽい仕上がりになっています。アドリブでセリフを足してみようとか、面白い言い方に変えてみようとか思うんですけど、目の前で人が血を流して死んでいたりするので、塩梅が難しいですね」と試行錯誤していることを明かす。

続けて「ドラマは何回も同じシーンを撮るので、下手にアドリブを足してしまうと、そのアドリブを何回も言わなくちゃいけなくなるので…。恥ずかしくなってしまうので、下手なアドリブは言えないなと思っています(笑)」と語った。

篠原、バカリズムの奇妙な行動を暴露

さらに、撮影現場の裏話も。第1話で描かれるサウナの屋上でのシーンについて、バカリズムは「この日は地獄でした。3月のめちゃくちゃ風が冷たい日に、屋上サウナの水風呂に浸からなきゃいけなかったんですよ」と過酷だった撮影を振り返ると、篠原も「強風でしたしね!風が強くて、髪の毛があっちこっち行ってすごいことになっているので、放送りが不安です(笑)」と明かした。

また、会話劇となる本作で、バカリズムは篠原について「ちょっと芸人さんの感覚に近いというか。何回も同じシーンを撮るときに、ちょっとずつセリフや言い回しを変えてきたり、遊びを入れてきたりするんです。だから一緒にやっていて楽しいし、新鮮な気持ちで撮影できています」と評価する。

そんな篠原は、バカリズムへの興味がすごくあるとのことで「才能があふれ過ぎているので、頭の中で何を考えているのか分からないじゃないですか。その才能の何か一つでももらえないかなと思いながら、現場で観察しています」と説明。

続けて「1話の撮影中、バカリズムさんが指でずっと壁をほじっていたんです。何をしているんだろうと思っていたんですけど、最初から最後まで特に何も起きず…」と現場で気になったバカリズムの行動について言及。

すると、バカリズムは「その壁はちっちゃい石が埋め込まれているタイプの壁で、石が取れそうで取れないようなところにあったので、ずーっと取ろうとしていました(笑)」と明かし、恥ずかしそうな笑顔を見せる。

これに、染谷も「バカリズムさんは謎に包まれていますよね。いい人なのか悪い人なのか分からないというか…」と語って笑いを誘い、「そこがすごく魅力的ですよね」とうなずいた。