8月26日(土)~8月27日(日)に放送される「24時間テレビ40 愛は地球を救う」(日本テレビ系)でメインパーソナリティーを務める亀梨和也。同番組で放送される「―ドラマスペシャル 時代をつくった男 阿久悠物語」では作詞家・阿久悠を演じる彼に、役作りについて聞いた。
「いつも役を作るときに何か感覚的なヒントを拾い集めるんですけど、今回は僕の中でジャニーさんとリンクしたんです。ジャニーさんも時代をつくっている方だし、僕らには理解できないような天才なところとか。阿久悠さんが『スター誕生!』の番組打ち合わせをしているシーンがあるんですけど、そのときの発想が、僕らとジャニーさんの会議の雰囲気と近いのかなって。
阿久さんは作詞家でありつつ、歌手の方向性を示す重要な役割をされていたわけで。今の山本リンダにはこういう曲を歌わせる、八代亜紀にはこんな楽曲を…というように、1人1人の方向性を見いだされていた。それがウチの社長の場合は『ユーやっちゃいなよ』の一言なんだけど(笑)。それで数々のタレントの人生を変えちゃうんだから、天才ってすごいですよね」
今夏の亀梨は、同ドラマの撮影に加えてソロツアー「The-(ファースト)~Follow me~」の真っ只中。忙しくしている中でも、阿久悠を演じたことで音楽や歌詞について考えることも多いという彼が、そのこだわりを語ってくれた。
「詞を書くときには、僕は圧倒的に日本語を使っています。初めて作詞をした『絆』もそう。今回のライブでも歌っているんだけど、初日にこの曲を作ったときの気持ちをお客さんに話してから歌ったら、涙しながら聴いてくれる人もいて。当時、CDデビューもしていなかったし、亀梨和也単体での音楽活動のスタートになった曲でもあるし、いつ、どのタイミングで歌っても、思い入れが強いですね。同世代の友達の結婚式に行くと、歌ってほしいって言われることも多いですよ」
時折、笑みをこぼしながらリラックスした表情でインタビューに答えていた亀梨。8月末にはソロツアーの東京公演を控え、九州や東北など全国を回り、10月30日(月)に行われる彼の地元、東京・江戸川区総合文化センターでの公演までノンストップで駆け抜ける。現在、活動休止中のKAT-TUNだが、ソロ活動を経てどんな進化を見せてくれるのか、楽しみにしたい。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)