ドラマ「ゴーストヤンキー」で連続ドラマ初単独主演の柏木悠、アクションシーンに自信「クランクイン前からバキバキに鍛えて臨みました」

「ゴーストヤンキー」で連続ドラマ単独初主演を務める柏木悠   撮影=諸井純二

メインダンス&バックボーカルグループ・超特急の最年少メンバーで、俳優としても活躍中の柏木悠。2023年の秋ドラマ「君には届かない。」(TBS)で前田拳太郎とW主演を務めた彼が、4月18日スタートの「ゴーストヤンキー」(MBSドラマ特区)で連続ドラマ初単独主演を飾る。本作は、柏木演じる高校3年生の主人公が夢に挫折し、なかなか成仏できない昭和ヤンキー軍団の幽霊と出会ったところから人生を大きく変えられていくハートフルなコメディードラマ。単独主演を務める意気込みや撮影エピソード、俳優業も好調な現在の心境に迫った。

家族に報告したときにすごく喜んでくれて、それも励みになりました


――ドラマ「ゴーストヤンキー」での主演のお話を聞いたときはいかがでしたか?

単独主演は僕にとって初めての経験。楽しみな反面、プレッシャーも感じたのですが、そのプレッシャーをはねのける気持ちで頑張らなきゃいけないと思いました。家族に報告したときにすごく喜んでくれて、それも励みになりました。

――“楽しみ”と“プレッシャー”の割合はどのくらいでしたか?

楽しみ4、プレッシャー6くらい…かな。でも、撮影が近づくにつれてワクワクする気持ちが大きくなっていきました。

――今作で柏木さんが演じるのは、中学から始めた陸上でオリンピックを目指し練習に励む中、大けがで選手生命が途絶えてしまった男子高校生のトゲル。この役をどう作り上げていきましたか?

喪失感と疎外感を抱えたトゲルは、ある日、走行中の車の前へ飛び出してしまうんです。そして幽霊として彷徨っていたところに、なかなか成仏せず現世に留まっている昭和ヤンキーの幽霊“わんぱく団”と出会う。昭和のヤンキーたちと違ってトゲルは“今”を生きてる子だし、年齢も僕と変わらないので、あまり作り込まず、そのままやった方がいいのかなと思いました。昭和のノリや価値観に対するトゲルのリアルな反応も出したかったので、あえて昭和の下調べはほとんどせず作品に入りました。

――その後、撮影で“昭和”に初めて触れときはいかがでしたか?

劇中に“根性焼き”が出てくるのですが、僕、それをそもそも知らなかったんです。

――ちなみに柏木さんの地元でヤンキーを見かけたことは?

うーん、ないです! 僕の地元はのどかで平和。鳥が鳴いています(笑)。知らないおじいちゃんが道を散歩してても、挨拶します。

「ゴーストヤンキー」で連続ドラマ単独初主演を務める柏木悠   撮影=諸井純二

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