その後は、花火をファンと一緒に楽しむため、2人が会場後方の観覧席へ移動。約3万人の視線が一斉に彼らに向けられると「花火より俺らを見たらあかんで」と永瀬がイタズラっぽく笑うひと幕も。
その後、一体感あふれるカウントダウンでいよいよ花火ショーがスタート。デビューシングル「シンデレラガール」から14thシングル「愛し生きること/MAGIC WORD」まで、歴代の代表曲を6つのブロックに分け、「花火×音楽」の極上空間が会場を包む。
夜空を見る2人の様子もモニターにリアルタイムで映し出され、第1曲目の「シンデレラガール」では「うわー!」と声を上げながら笑顔で手をたたき、「Memorial」では高橋が永瀬の肩に手を回して仲良く鑑賞。
アップテンポの曲では、リズムに合わせて体を揺らし、永瀬が自身のスマホで花火撮影&自撮りも。リラックスムードのナチュラルな姿も、ファンにとっては新鮮で格別な味わいだったのではないだろうか。
ラブソングではハートモチーフの花火、「Super Duper Crazy」では“1・2・3”の数字の形をした花火、花火パートのトリを飾った「シンデレラガール(2人ver.)」では“King & Prince”の文字が花火になって打ち上げられる演出も。
「King & Princeと見るうちあげ花火」ならではの光景に、メンバーもファンも大喜び。永瀬は「すごかった。花火って飽きひんよね」、高橋は「自分たちの曲で花火が見られるなんて、こんな贅沢なことないよ!」と興奮しきりだった。
色鮮やかな花火ショーが一段落を迎えると、甚平姿に着替えた2人が「花火の次はこの曲で楽しんでいきましょう!」と、最後にグループとファンにとって思い入れの深い「ゴールデンアワー」を熱唱。
サビに差し掛かると、彼らの頭上に花火が次々と打ち上がり、大輪の花を背負ったパフォーマンスに盛り上がりはピークに達した。高橋は「明日からも俺たちと一緒に歩んでくれますかー!?」と、永瀬は「これからも僕たちについて来てください!」と力強く呼びかけ。
永瀬が会見で語っていた「我々にとってもファンの方々にとっても、最高の5周年の締めくくりになるなって確信している」という言葉のとおり、メンバーとファンにとってもこの日は笑顔が咲き誇る一夜に。King & Princeとファンとの一足早い“夏の思い出”に、胸が高鳴りっぱなしの一夜だった。
◆取材・文=川倉由起子
※高橋海人の「高」ははしごだか
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