8月24日に放送された「SONGS」(毎週木曜夜10:00-10:50、NHK総合)に、ソロ活動30周年を迎えた桑田佳祐が登場。桑田が主題歌を手掛ける連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)とコラボレーションしたスペシャル版で、その粋な演出に「興奮し過ぎて、眠れない」「最高!」といった感動の声が相次いだ。
これにともない、早くも9月6日(水)夜0時10分より再放送されることが決まっている。
今回、桑田は8月23日に発売されたアルバム『がらくた』から「オアシスと果樹園」などを披露した他、「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」「波乗りジョニー」「ヨシ子さん」といった名曲も歌唱。
そして、そのライブパートの間に挟まれる「ひよっこ」出演者による寸劇やトークは、「ひよっこ」のスピンオフさながらの見応えだった。
まず、ヒロイン・みね子役の有村架純をはじめ、元向島電機乙女寮の面々である佐久間由衣、小島藤子、藤野涼子、松本穂香、八木優希が登場。それぞれ役設定そのままに、「宗男(峯田和伸)がチケットを取ってくれた」という体で桑田のライブ会場に向かう。
「ひよっこ」本編の回想シーンもふんだんに交えながら、やがて6人は桑田の楽屋へ。そこには桑田本人がおり、乙女寮メンバーと桑田によるトークセッションが始まる。
トランジスタラジオの工場で働いていたみね子らに、桑田が「(自分は)トランジスタラジオで育ったんだよ」と明かしたり、女優を目指す時子(佐久間)が桑田に、“緊張しない方法”を尋ねたり。
ライブパートではステージ上で、桑田と共に乙女寮メンバーが「ひよっこ」の主題歌「若い広場」を歌う場面もあった。
役の設定を忠実に守り、方言で話す美女6人と桑田の会話は若干シュールなようにも思えたが、みね子に時子、幸子、豊子、澄子、優子…とややこしい役名を一切間違えることなく呼び分け、設定も完璧に把握していた桑田。「(作品の)大ファンですよ」という言葉は本物のようだ。
放送終了後、松本穂香が自身のTwitterでクランクアップを報告。「本日、澄子、オールアップしました。わ~、まだ実感がないです。大好き」とコメントした上で、豊子役の藤野涼子と花束を抱えた写真を投稿。今後の出演シーンが楽しみだ。
次回、8月31日(木)の「SONGS」にはUVERworldが初出演。特別企画として、男性ファン限定600人のスタジオライブを開催する。
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