イケメンと言えば、恋愛をスマートにこなすというイメージがどこかにある。しかし、渋谷はそうではなかった。初めて恋を知ったことで、どうしていいか分からず、暴走を繰り返すのだ。
胸の高鳴りの正体を知るため、渋谷は愛花へ向かって「キュンを教えてください」と伝える。王道イケメンでであれば、ヒロインにグイグイアプローチをして、スムーズに恋愛へ発展するが、初めて恋を知った渋谷はそうはいかない。クールな印象だった渋谷はそこにはいなかった。
驚くほどにハイテンションで、愛花に接する渋谷。そうかと思えば、愛花の「さようなら」という言葉を深読み。さらには、愛花に振られたと勘違いし、この世の終わりとばかりに、落ち込む渋谷。愛花でなくとも、渋谷のような様子がおかしいイケメンがそばにいたら動揺しまう自信がある。
渋谷はこの後も、ひたすら恋に振り回されることに。悩む姿も美しいため、もっと見ていたい気持ちもあったが、想像以上に落ち込む渋谷へ心が痛み、その気持ちはどこかへ吹き飛んだ。
このまま浮上できずに、第2話は終わってしまうのかと思った時だった。妹・音夢がキラキラしたスーパーボールを渋谷に手渡し、「にいにが大好きだから一番かわいいのをあげる」と告げる。この何気ない音夢の言動が渋谷を浮上させる。渋谷は、「好きだから…」とこぼし、愛花の元へと走り出す。
お面で顔を隠した状態で、保育園へ現れた渋谷に驚く愛花。そんな愛花に、渋谷は「先生の前でどんな顔をしていいのか分からなくて」と胸に秘めていたことを次々に告白。そして、一輪の花を渡し、渋谷なりの精いっぱいの言葉を、愛花に伝えるのだった。
いじらしい渋谷の姿に、愛花もときめいた様子だった。また、恋に振り回されながらも、一生懸命に思いを伝える渋谷の姿にもん絶する人が続出。
SNSでは視聴者から「うわ…ラストで沼」「きょもの通常(笑)」「壊れ方がやばい」「かわいすぎて永遠に見ちゃう」といった声が多く寄せられていた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)