バラエティー番組で「九九ができない」といった“おバカキャラ”が浸透してきた松田に対し、そうしたキャラクターが本当なのか改めて見極めたいと語っていた永瀬。現場での松田の様子を聞かれるとすかさず「完全にビジネスでした」と真顔で言い放ち、松田が「出た出た!ヤバいヤツいるわ。うそでしょ?友達だよね?」と取り乱す一幕も。
続けて永瀬は、「スタッフさんで九九(が言えない松田)の動画をご覧になった方がいらっしゃって、休憩中元太に九九を言ってもらってすごい楽しそうに笑っていて。撮影現場でも、皆さんがテレビで見ているような元太の姿が盛りだくさんというか、その姿しか見ていないくらいというか。なのでビジネスの要素はなかったですね」とフォローした。
それでも最後は、「ただやっぱり、そろそろボロが出てくると思うので、引き続き監視していこうと思います」(永瀬)とイジってみせ、松田も「ノーボロ、ノーボロ」と独特の切り返しで笑いを誘った。
本作の魅力の一つが、令和の最新スポットの数々が舞台となっていること。今回の会見が行われた麻布台ヒルズも、ドラマにおける重要な場所となっているそう。
永瀬は「麻布台ヒルズでドラマの撮影をすること自体今回が初めてということで、見ている方にも楽しんでいただける要素になればいいなと。この前も本当にすぐそこで撮影していたんですが、東京タワーも近くに見えるので、喋っているすぐ後ろに東京タワーが映っていたり、すごいぜいたくな空間で撮影させてもらったなという印象はありますね。こんなに街がオモチャっぽいというか、そういう空間にいることもないので、いろんな意味で新鮮でした」と、“令和の東京タワー”ならではのロケーションでの撮影を振り返った。
板谷は「この作品は東京タワーが“もう一人の主役”という気がしていて。いろんな角度から映っているし、東京タワーが私たちの心情を映していたりするし、東京タワーに思いを馳せてもらうのもいいんじゃないかなと思います」とコメント。
それに対し永瀬は、「僕としては、永瀬廉と東京タワーのW主演というか。それくらい至る所に出てくるし、すごく重要なポイントでも(登場する)。なので、(物語の中で)すごい効いてくると思います」と、その存在感に言及。
すると板谷は、「この前(永瀬との)二人のシーンで、結構カットを重ねた時があったんですけど、(カットがかかって)モニターを見に行ったら、ピントが東京タワーに合っていたんです。『私たちじゃなかった!』みたいな」とまさかの告白。永瀬も「東京タワーを引き立たせるための僕らのシーンになりましたね」と、メインキャストが二人が東京タワーの引き立て役となっていたことを明かした。
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