◆「オビ=ワン・ケノービ」(2022)
アナキンとの死闘から10年後。ジェダイ狩りが行われている暗黒の時代で、オビ=ワンはジェダイであることを隠しながら暮らしており、アナキンを殺してしまった後悔に苛まれながらも、幼いルーク・スカイウォーカーの成長を遠くから見守っていた。
「シスの復讐」での死闘の後に、誰もが恐れる邪悪なダース・ベイダーと化したアナキンは、自身を探すオビ=ワンと10年ぶりに再会を果たす。さらに物語途中の回想シーンでは、若きアナキンとオビ=ワンがライトセーバーを交えた師弟対決を繰り広げる。
◆「スター・ウォーズ:アソーカ」(2023)
ダース・ベイダーの亡き後、帝国の崩壊後の銀河を舞台に描く物語。アニメーション作品「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」に登場したアナキン唯一の弟子で“元”ジェダイのアソーカ・タノの活躍が描かれる。
アナキンとアソーカの二人はいくつもの戦いを共に乗り越えることで信頼関係を築いてきたが、アナキンが暗黒面に堕ちダース・ベイダーとなったことで決別した過去を持つ。物語の中盤では敵との戦いに敗れ、生死の境を彷徨っていたアソーカの意識の中で若きアナキンが登場。
アナキンは修行を道半ばで終えていたアソーカにジェダイとしての“最後の訓練”をつける。“ジェダイ”とは何かを自分がオビ=ワンから教わったように後世のジェダイに伝える師としてのアナキンの姿は、後の彼が迎える結末を知るものにとっては感動なしでは観られない胸アツの物語だ。
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