イ・シニョン×シウミン(EXO)×チェ・ヒョンウォン(MONSTA X)×チェ・ウォンミョン×イ・セオン…韓国の人気若手俳優&トップアイドルが勢ぞろいしたドラマ「社長ドル・マート」。豪華な顔ぶれと勢いのあるストーリーが話題になった同作が、2024年3月20日からオンライン動画配信サービス「Hulu」にて全話先行独占配信を開始した。本記事ではドラマの第1話から、考察を踏まえながら振り返っていく。(以下、ネタバレを含みます)
同作は若手人気俳優×トップアイドルという豪華すぎるキャスト陣が注目を集めた韓国ドラマ。日本で高い人気を誇る韓国ドラマ「愛の不時着」出演で注目を浴びたネクストブレイク俳優イ・シニョン、大人気K-POPグループ「EXO」メンバーのシウミン、「MONSTA X」のチェ・ヒョンウォン、若手イケメン俳優チェ・ウォンミョン、イ・セオンと、大人気の若手俳優やトップアイドル陣がそろい踏みしている。
劇中では主演キャスト陣が歌う挿入歌も印象的に流れるなど、ルックスと演技だけでなくさまざまな角度から出演者たちの魅力を味わえる同作。それでいて日本で言うスーパーに近い「マート」を取り扱い、飾らない庶民的な姿を見せてくれるのもポイントだ。
「マート」は生活必需品をはじめ、多くの商品を扱う地域住民にとって欠かせない商店。買い物の風景や売っているモノ、店員との何気ないやり取りからリアルな韓国の日常を覗くことができる。
推しのアイドルの公演に急いでいたオ・イェリム(チェ・ジョンウン)。彼女はうっかり工事現場にスマホを落としてしまったところを、親切な作業員に助けてもらう。その作業員チェ・ホラン(イ・シニョン)は工事現場で働きながら配達も掛け持ちするなど、夢に向かって貯金をしている苦労人だ。
客からの理不尽なクレームにも耐えて働いていたある日、チェ・ホランの耳に「ポラムマート」という言葉が入ってくる。「ポラムマートがまだあるのか」そう思って足を運んでみたところ、マートは当時の思い出の姿のままで出迎えてくれた。
「デビュー記念におごる」と太っ腹なところを見せたチェ・ホランに、シン・テホ(シウミン)の「みんな、マートを空にするぞ!」という掛け声とともに駆けだした思い出。だが彼の青春の1ページを飾ったポラムマートは、いまや人の気配もないほどにさびれてしまっている。
束の間センチメンタルに浸っていたチェ・ホランだったが、突如店内に充満していく煙を目撃。漏電によって火災が起きていることに気づいていち早く行動したことで、なんとか消火に成功するのだった。
ほっとしたチェ・ホランだったが、ちょうど店の関係者がいるということで警察へ出向くことに。実はポラムマートは直前にも不法侵入の被害に遭っていたのだが、なんとその容疑者として事情聴取を受けていたのがシン・テホ。
「お前がなぜここに?」「5年ぶりの再会が警察署かよ」偶然にも再会を果たしたチェ・ホランとシン・テホ。実は彼らは5年前に解散した6人組アイドルグループ「サンダーボーイズ」として活動した仲間だった。
ある事故がきっかけで解散して以来連絡を取っていなかったメンバーとあって気まずい空気が流れるのだが、ここで話を聞いていた警察官から意外な言葉が飛び出す。いわく、チェ・ホランはポラムマートのオーナーだというのだ。
「お前、マートを買ったの?」とシン・テホに詰められても、身に覚えがなく固まるチェ・ホラン。しかし驚きの発言には続きが。マートの所有権はチェ・ホランだけでなくシン・テホ、チョ・イジュン(チェ・ヒョンウォン)、ウン・ヨンミン(チェ・ウォンミョン)、ユン・サンウ(イ・セオン)…つまり、かつての「サンダーボーイズ」のものになっているというではないか。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)