当時所属していた事務所に話を聞きに行ったチェ・ホランとシン・テホ。するとポラムマートは彼らがアイドル活動をしていた際、CM撮影のギャラ代わりとして受領していたと事務所のユン社長(チェ・ジョンユン)が明かす。
しかしユン社長と弟は彼らにその事実を隠したまま無断で経営を続けており、この5年間でかなりの経営難に陥っていた。それどころか、買掛金を滞納して負債まで発生させていたのだ。社長は「私と弟はマートから手を引く」と一方的に言いつけてホランは店の権利を取り返すが、同時に滞納していた税金や業者への支払いまで押し付けられてしまった。
どうにか借金を返そうにも、店の買い手も1年以上見つかっていない状態。困り果てた2人のもとに現れたのは、オ・イェリムだった。レジの打ち方すら知らないチェ・ホランにレクチャーを始める彼女はポラム・マートで7年間アルバイトをしていたベテラン店員だったのだ。
店をどうするかを巡ってサンダーボーイズのメンバーを召集したホラン。テコンドー道場を姉に任せっぱなしにしていたシン・テホ、売れないYouTuberとなったチョ・イジュン、実家の牧場に戻っていたウン・ヨンミン、バリ島で暮らしていた最年少のユン・サンウが集結し、ついに物語が動き出す。
メンバーそれぞれが個性を武器にマートを回そうと動き始めた日の夜。これからのことを話すべく車座になったメンバーの前に現れたのは、不気味な白い仮面の男だった。いったいなにが目的なのか、男の正体とは。
第1話ではひょんなことから再会したチェ・ホランとシン・テホをきっかけに、ポラムマートの所有権がメンバー5人にあることが判明。ストーリーが動き出す序章だ。いまだグループが解散した核心は明らかになっていないものの、メンバー1人ひとりの個性がハッキリわかる各シーンの演技が目を惹く。
まだまだ解散間際の不和が色濃く、うまく距離感が測れないでいる5人。それでもラストに仮面の男が現れた際は、リーダーのチェ・ホラン以外がお互いに抱きついて悲鳴を上げる…というシーンも。方向性の違う美男子が揃っているだけに、顔を恐怖に歪めて抱き合うさまは余計コミカルに映った。
冒頭でマートを襲った火事、不法侵入の影、謎の仮面男…。5年ぶりの再会を果たした5人だが、多額の滞納金や店の経営はどうするつもりなのか。また、わだかまりのあるメンバー同士の関係はどうなっていくのか今後の展開にも注目していきたい。
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