お笑い芸人さかまきの介護施設でのアルバイト経験をベースに、漫画家・倉田真由美が暗く重くなりがちな介護の現場や実情を明るくユーモラスに描き出すコミック連載「お尻ふきます‼︎」。単行本第1巻が絶賛発売中。最新話の第66話では、こもれびにカラオケ機器が導入された。カラオケレクの時間、元大工の棟梁・イサムさんは、他の入居者が歌おうとしないこともあり、軍歌を大声で歌い続けご満悦に。そんな中、普段物静かなアイサクさんが「いい加減にしたらどうだ!」と突然声を荒げる。
お笑い芸人のかたわら、主に夜勤で10年以上介護職員をアルバイトで続けてきたお笑いコンビ・マッハスピード豪速球のボケ担当さかまき(坂巻裕哉)。2022年4月に上梓した初著書「介護芸人のコントな世界」では、認知症の方を中心とした100人以上の「利用者さん」と向き合ってきた介護体験を、お笑い芸人の目線で人情味たっぷりに綴っている。
一方、2019年秋から老人ホーム検索サイト「みんなの介護」で、介護や老いをテーマにした対談連載「くらたまのいま会いたい手帳」を50回以上行ってきた漫画家でエッセイストの倉田真由美。そんな二人が前述の対談企画で意気投合、より多くの人に介護の世界を知ってほしいという思いから介護コミック「お尻ふきます‼︎」プロジェクトがスタート。2024年からは、介護ドキュメンタリー「気がつけば認知症介護の沼にいた」(古書みつけ)の著者・畑江ちか子が劇中に登場、出版社の垣根を超えたコラボレーションを実施中!
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