イ・ジェフンが主演を務める韓国の新ドラマ「捜査班長 1958」(全10話/毎週金・土曜1話ずつ配信)の第1、2話が、4月20日までに配信された。「シグナル」(2016年)や「復讐代行人~模範タクシー~」シリーズ(2021年ほか)など“出演作に外れなし”と言われる人気俳優の新作として注目を集めていたが、序盤から軽快かつ勢いのある立ち上がりで早速視聴者の支持を集め、ファンからは「イ・ジェフン出演作、やっぱり外れなし!」の声が飛び交う滑り出しとなった。(以下、ネタバレがあります)
「捜査班長 1958」は、韓国で1970年代に放送され記録的大ヒットとなった刑事ドラマ「捜査班長」の前日譚。破天荒な若手刑事パク・ヨンハン(ジェフン)が個性あふれる同僚3人とチームを組み、権力の腐敗を暴くため奮闘するクライム・サスペンスだ。
時は1958年の韓国ソウル。警察が暴力団と一緒になって私腹を肥やし、市民たちを苦しめていたこの時代、地方から赴任してきた牛泥棒専門の田舎刑事ヨンハンが、“狂犬”とあだ名される後輩のキム・サンスン(イ・ドンフィ)、怪力のチョ・ギョンファン(チェ・ウソン)、エリート大出身のソ・ホジョン(ユン・ヒョンス)と共に正義のため大暴れしていく。第1週に配信された1、2話では、上京したヨンハンがソウルの警察内部の腐敗ぶりを知り、サンスンら3人と出会ってチームを結成するまでが描かれた。
「シグナル」では“過去の世界の刑事”イ・ジェハン(チョ・ジヌン)と無線機で交信しながら未解決事件に挑んでいくプロファイラー、パク・ヘヨンを演じ、多くの視聴者の胸を打つ演技を披露したジェフン。2023年は人気作の続編「復讐代行人2~模範タクシー~」に主演し、ドラマは最終回視聴率20%超えという大ヒット。ジェフンは「2023 SBS演技大賞」で大賞に輝いた。
「捜査班長1958」は、そんなジェフンの最新作。ソウルの警察に赴任したヨンハン(ジェフン)は、初日いきなり30人の暴力団員が集まる現場へ単身乗り込み、暴力団のNo.2に「はめろ」と手錠を投げつけ、揚げ句生きたヘビをぶちまけるという破天荒ぶりで同僚刑事たちを仰天させ、チンピラたちを向こうにまわしてのアクションも迫力満点。2日目には同僚刑事が暴力団と結託して悪事を働く場面に乗り込むなど、胸のすく活躍ぶりでドラマを盛り上げた。
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