8月27日(日)夜6時57分より、泉ピン子、中村雅俊、石原良純が出演する「真相!昭和の事件史」がテレビ朝日系で放送される。
同番組は、1973年に韓国の大統領候補・金大中氏が日本国内で拉致された「金大中拉致事件」、1972年に連合赤軍により引き起こされ、日本国中が固唾をのんでその結末を見守った「浅間山荘事件」。昭和の日本を震撼させた2つの事件を、貴重な証言や当時のVTR映像などと共に振り返り、知られざる真相に迫るドキュメントスペシャル。
学生運動の延長線上から、1971年に渋谷暴動事件を引き起こし、ことし6月に逮捕・起訴された大坂正明被告(1949年生まれ)や、あさま山荘事件を引き起こした連合赤軍の元最高幹部、故・永田洋子(1945年生まれ)らは、泉、中村とほぼ同世代。それだけに、日本を震撼させた「学生運動」には特別な思い入れがあったと明かす。
泉は、「(強行突入の)中継はくぎ付けで見ていました。ずっとエンドレスでやっていましたから。『学生運動って何だったんだろう?』と思います。過ぎてしまうと分からなくなりますね」と涙ながらに語った。
中村は、「今思うと、当時の学生運動って何だったのか…。三浦瑠麗さんが『熱病みたいなもの』とおっしゃっていましたけど、そうかもしれませんね」とコメント。
さらに番組では、元連合赤軍のメンバーに取材を敢行。「総括」という名の殺りく、有名大学に籍を置く大学生たちが警察に追われ、悲惨な逃亡生活を続けるという恐るべき真実が明らかになる。
「学生運動の資金を使って美容室に行っただけで殺される」などあまりにも衝撃的な告白にスタジオは騒然…。当時の学生運動の悲惨な末路に迫る。
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