綱啓永“和樹”、眞栄田郷敦“遥斗”への謝罪と感謝がこもったシーンにもらい泣き<366日>

2024/04/23 11:23 配信

ドラマ レビュー

遥斗と和樹の友情に感動


両親の離婚で母親に引き取られて経済的に困窮し、国立大学に進学するも、その後に母親がお金持ちの相手と再婚したことで、葛藤を抱えた和樹。その不安定な気持ちに遥斗が気付いてくれるが拒絶してしまい、こじれていたというのが、疎遠になった理由だった。

遥斗が眠る病室で、涙ながらに謝罪する和樹。高校時代をいいものにしてくれた遥斗へ、あふれ出す思い。目を覚ましたらメジャーリーグを見に行こうという呼びかけ。かたくなだった心が解きほぐされて、屈託のない笑顔を見せていた高校時代の優しい雰囲気へと変わっていく和樹を綱啓永が丁寧に表現していた。

明日香の「おかえり」という言葉で、智也や莉子との交流も復活。5人にとって、この友情が一つの“ふるさと”であるに違いない。いつか遥斗が目を覚まし、和樹と本当の仲直りができる日を願うばかりだ。

SNSには「遥斗と和樹の友情に涙が止まらない」「遥斗に謝るシーンは涙なしでは観られなかった」「もらい泣きした」「優しい笑顔の和樹に戻れてよかった」などの声が上がった。そんななか、ラストでは、和樹の恋人が和樹の写真集を見ていると、ハラリと1枚の写真が舞い落ちた。それは、高校時代の明日香の1ショット。まさかの“3”つながりで三角関係だったのだろうか…そんな想像も生まれた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部