8月27日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に、壇蜜がゲストで登場。壇蜜が出演して話題となった宮城県のPR動画が配信停止になったことを受け、自ら現在の胸中を告白した。
事の発端は、ことし7月5日から公開された「仙台・宮城『伊達な旅』夏キャンペーン2017」で、壇蜜のせりふに性的表現が含まれているとの批判が県議会の野党側から続出し、全国で地方PRに対するあり方に対し賛否が巻き起こったというもの。
宮城県は当初9月までの動画公開を予定していたが、再生回数が460万回を突破し「多くの人に見てもらい、PRとして一定の役割を果たした」として8月26日に動画の配信を停止した。
これについて、壇蜜は「いろいろあったなとは思うんですけど、私としては、県知事の言葉を借りると、“一定の役割を果たした”ということで、今回は私の役目もとりあえずは終了したという気持ちが、タレントとしての感想なのですけれども…」とコメント。
MCの田中裕二からアクセス数460万回突破の話題が出ると、壇蜜は「ただあの、決してアクセス数の上にあぐらを書いてはいけないと思うんですよ。賛否両論あったことは、しっかり県知事も私も、制作の方々も受け入れないといけないことだから、460万あったからいいじゃないかとか。
結果オーライだから、集客数が伸びたからいいじゃないかという事実もあるんですけど、それは言われただけで『そうですよね』と私たちが主張しては絶対にいけないことだと思うんです」と持論を展開した。
西川史子から「亀の上に乗った時に、やっぱり私にはできないなとか、違和感は?」と質問されると、「私は壇蜜というタレントを選んでもらったお仕事として、できる限りのことをやったので、そこに関しては自分がおかしいとか、これはいいとか、そういうことを思ってはいけないと思いました」と、タレント・壇蜜として求められている使命を果たしたことを説明。
最後にMCの太田光が「地震(東日本大震災)の直後に、この番組なんかもできなかったし、われわれなんかも不謹慎だって散々言われて。そこから考えると、東京にいる人間が、なかなか被災地の人たちをちゃかすってことはできないけど、宮城の人たちが、要するに被災地の人たちが、まぁ悪ノリなのか何か分かんないけど、ちょっとやり過ぎちゃって怒られるくらいにまでなってるっていうのは、俺はなんか元気が出てきてる感じがしていいなと思う」と、宮城からの発信だった意味を、好意的に受け取る発言で話題を締めくくった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)