声優の森久保祥太郎、仲村宗悟、金田朋子、畠中祐が登壇した、高知県高知市で4月21日に開催された「高知アニクリ祭2024」にて行われ、アニメLIVEチャンネルでも生中継された「声優と夜あそび公開生放送in高知アニクリ祭2024」では、「未来のアニメクリエイターにエールを送ろう!」「高知名物でアフレコ!アフレコウチ」などのイベントや、高知県にまつわるコーナーであそんでいった。
立ち見席まで会場を埋め尽くすほどの多くのファンのなか、番組初となる高知での夜あそびが大盛りあがりでスタートした。会場は、高知をアニメクリエイターにとっての聖地にしようと、多くのアニメクリエイターやアニメ好きが集う、アニメクリエイターとアニメファンのための「高知アニクリ祭2024」ということで、アニメクリエイターとは切っても切れない関係である声優4人が、未来のアニメクリエイターにエールを送る企画を行った。
それぞれフリップにひと言したためてきたということで、まずは畠中が「愛」と回答し、「一度、アニメスタジオでスタッフさんと一緒に最終回を見るっていう機会がありまして、涙を流しながら、“俺、ここ描いた!”“ここ、最高だったね”ってみんなで語りあって、それがすごく胸に焼きついているんです。そうとう大変だったと思うんですけど、アニメへの愛がないとできないことだと思ったので、どんなに大変なことがあっても、この愛だけは忘れないでという思いを込めました」とスタッフとの思い出を語った畠中に、3人もしみじみとした表情でうなずく。
また、続く森久保は「悔いなきよう、出る杭になれ!」と、仲村も「好きを好きなだけ!」とアニメクリエイターのみならず、全体へ向けて熱いメッセージを送ったところで、最後の金田は、これまでの3人の流れから「マジな流れになってるね」「マジに書いたけど、最後に残ってるのが、誰かって話ですよね」と心配されるが、その金田から飛び出したのは「人間役もできます!」とまさかの自己アピールで、「自分を売りこんでどうするんだよ! エールを送るんだよ!」「どういうこと!?」と総ツッコミを受ける金田に、会場は笑いに包まれる。
その後、金田は「ほとんど人間役が来ないから、未来のアニメクリエイターさんに人間役もできるってお知らせしたかった気持ちもありますけど、その裏にある言葉があるのよ!」とアピールする。3人が心配そうに見守るなか、「私は、人間以外の役が多いけど、それはそれでいいんじゃないかって思っていて、自分が得意なところを伸ばしていけばいいと思うんです。それが、私は人間以外の役だっただけなんです」「人間役もあこがれるけど、それは来世に期待して……(笑)。マイナスなところに目を向けるのではなく、プラスのところに目を向けてもらいたいなって思っています!」と熱いメッセージを送った金田に、3人は「なるほど〜」「これは大事だね!」と感激する。
そして最後は、森久保からの「人間役もできるところアピールしてみたら?」という無茶ぶりにも答え、“人間役”を披露した金田は、いつもの雰囲気とは違う大人な芝居に、3人からは「朋ちゃん、よかった!」「本気のお芝居やってたね」と絶賛の声が飛び交い、会場からも大きな拍手が巻き起こった。
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