静岡放送(SBS)が制作し、9月3日(日)にTBS系で放送される「なるほど!今うなぎが食べたくなるテレビ」で、ANZEN漫才のみやぞん、あらぽんが、岡山・児島湾でうなぎ漁に挑んだ。
狙うは天然うなぎの最高峰と言われる“幻の”青うなぎ。一般のうなぎと比べると、背中が青みがかっていて、腹は真っ白、頭が細くとがっているのが特徴。児島湾の汽水域に生息し、天然うなぎの中でも希少なこのうなぎは、驚くほど骨や皮がやわらかい。よって、蒸さずに地焼きにする方が美味しいという。脂は多いがくどくなく、東京のうなぎ屋では、その鰻重をひとつ1万円で提供する店もあるという。
スタッフから「青うなぎを捕ってもらいたい」とオーダーされたみやぞん、あらぽん。「うなぎって普通は黒。(青となると)もう、UMA(未確認生物)ですね」とボケるみやぞんに、「いや発見されてるから」とあらぽんが突っ込むところから収録は始まった。
みやぞん、あらぽんがお世話になる漁師さんは、青うなぎ漁に携わって17年、「桃太郎水産」の大元智朗さん。大元さんから「衝撃的な味だと思いますよ」と聞かされた2人は「青うなぎどんなだろ~♪青うなぎ見てみたい~♪たぶん肌質はイルカ~♪ ホントにいるかー?」とオリジナルソングで盛り上がりつつ、まずは干潟でエサ取りを。汗だくになって泥を掘り返し、青うなぎの大好物・アナジャコをゲット。このエサをはえ縄の針に仕掛けて、時を待つ。
夜になり、漁のポイントへ向かう。「やってやんぞー!」「絶対うなぎ捕るぞー!」と気勢を上げるみやぞん、あらぽんは、漁場への途中、思いもしなかった襲撃を受ける。彼らを襲った生き物は「ボラ」。この時期、児島湾ではボラが大量に発生し、船が通るたびに、興奮したボラが船内に飛び込んでくるのだ。その名も「ボラアタック!」。ものすごい勢いで体を目掛けてやってくる激しいアタックと、その強烈な臭いに2人は苦しめられる。しかしその高く勢いよく跳ね上がるボラと、「怖い怖い!」「痛いっ!」と痛がりおびえる2人の様子は、それはそれはとても面白い光景。みやぞん、あらぽんの出演シーンの必見ポイントと言っていいだろう。
そうこうしてたどり着いた漁場で、240本の仕掛けた針を次々と上げていく。普通の(小さな)うなぎやクロダイ、アカエイなど別の魚はかかるも、なかなか青うなぎのあたりはない。100本の針を上げ、「今日は厳しいな・・・」とあきらめの声が漏れ始めたころ、ついにうなぎがヒットする。歓喜しながら糸を手繰るみやぞん、あらぽんは玉網にこれを収めようと手を伸ばす。だが、2人はこの千載一遇の大チャンスを逃がしてしまう。「今の、青じゃない?」と大元さん。あらぽんは「今までと違う太さでしたね・・・」と振り返り、みやぞんは声を上げて悔しがる。それはまさしく青うなぎだった。
大しくじりの後、残る時間の中で、青うなぎゲットを目指すみやぞん、あらぽん。2017年大ブレークを果たしたみやぞんは、この漁でも“持ってる男”ぶりを発揮するのか?
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