窮地に陥り大坂へ降伏の意を伝える吉井虎永を、長年虎永を支えてきた忠臣・戸田広松が強い言葉で諫めたシーンの緊張感溢れる演技で話題になった第8話について、西岡は感慨深い様子で振り返り、「このシーンをやるために僕はこの作品に参加したと思っていますし、真田もそう思っていた」と2人とも待ちに待ったシーンだったと告白。撮影時には、言葉にせずとも真田と西岡の2人だけが何を思っているかわかっていたと話し、阿吽の呼吸で演じ切るとその場にいた全員が涙していたと明かした。
戦国最強の武将・虎永(真田)は、覇権を狙う五大老と敵対し命をかけて戦う。彼に敵の包囲網が迫っていたある日、英国人航海士ジョン・ブラックソーン(後の按針/コズモ・ジャーヴィス)が虎永の領地へ漂着する。
虎永は、語学に堪能でキリスト教を信仰する戸田鞠子(アンナ)に按針の通訳を命じ、次第に按針と鞠子の間には固い絆が生まれ始める。一方で按針を利用して窮地を脱する虎永だが、按針から世界を見聞きし、幾度も命を救われることで侍の地位に取り立てることに。
そんな中、五大老の脅威が次々に迫り、ついには絶体絶命に追い詰められる虎永。しかし彼の勝利への種まきは按針の漂着からすでに始まっていた。
※西岡徳馬の「徳」は心の上に一本線が入るのが正式表記
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