イ・ギュハン“ギヨン”が生きていた…数々の証拠が発覚、チンジンと捜査チームが形勢逆転<ずっとあなたを待っていました>

2024/04/25 18:00 配信

ドラマ 動画 レビュー

「ずっとあなたを待っていました」第13話より(C)2023 KT StudioGenie.,Co.Ltd

オンライン動画配信サービス「Hulu」にて、全話独占配信中のHuluプレミア「ずっとあなたを待っていました」。第13話では、生きていたギヨン(イ・ギュハン)が参考人として招かれ、捜査を覆すシーンが描かれた。本記事では、考察を踏まえながら第13話を振り返る。(以下、ネタバレを含みます)

「ずっとあなたを待っていました」とは


本作は、韓国で注目の若手俳優とベテラン俳優が一堂に会することで話題を呼んだミステリーサスペンスドラマ。ある日、50年間大きな事件が起きていない平和な町で殺人事件が発生し、血気盛んな地元の刑事オ・ジンソンは、検事たちと共に捜査を開始する。そんな中、彼の家族が事件に巻き込まれてしまう。そして事件の真相を追い求めるごとに、自分の家族の隠された秘密や欲望が明らかになっていき、オ・ジンソンは衝撃の真実へとたどり着く――。

キャストには、「哲仁王后 ~俺がクイーン!?~」などのテレビドラマを始めバラエティ番組でも活躍が目覚ましい俳優ナ・イヌが主演の刑事オ・ジンソン役に抜擢。また、「アゲイン・マイ・ライフ ~巨悪に挑む検事~」といった話題作に出演し、注目の若手の1人とされるキム・ジウンが検事コ・ヨンジュ役を、「ダリとカムジャタン~真逆なフタリ~」のクォン・ユルがヨンジュの同僚検事のチャ・ヨンウン役を、ボーイズグループ・NU'ESTのレンがジンソンの弟・ジヌ役を務めている。

その他にも、ドラマ「愛の不時着」や映画「パラサイト 半地下の家族」などのヒット作に出演するチャン・へジンが主人公の母親ホン・ヨンヒ役を、時代劇「鉄の王 キム・スロ」やドラマ「優雅な一族」など数多くの作品に出演するぺ・ジョンオクがヨンウンの母親ユ・ジョンスク役を演じる。

生きていたギヨン…兄弟のわだかまりは解けるのか?


前話のラストにて、思わぬ展開でギヨン(イ・ギュハン)と再会を果たしたジンソン(ナ・イヌ)。一方のヨンジュ(キム・ジウン)はウノ(キム・チョルギ)への尋問で、“ギヨンが隠し持っていた動画がウノの計画的な犯行の裏付けになる”と追い込んでいく。

またジョンスク(ぺ・ジョンオク)からその動画を見せられたヨンウン(クォン・ユル)も、“殺人計画の重要な手がかりになる”と頭を抱える。そんな折、ジンソンらがジョンスクを緊急逮捕しにやって来る。しかしヨンウンの手前、ジンソンは手錠はかけずに連行して行くのだった――。

検察庁では、今回の緊急逮捕に踏み切った理由となったギヨンを参考人として呼んでいた。実はジョンスクに“ギヨンを始末しろ”と指示されていたウノだが、彼は自己判断でギヨンを生かしておき、ヨンウンへ送る遺書の動画を撮影させていたのだ。

説明を求められたウノはギヨンの拉致監禁については認めたが、ジョンスクの関与は否定。ジョンスク自身も一切の関与を否定した。

一方のヨンウンは、ギヨンが生きていたことで連続殺人に関する追加調査を申し出て、ギヨンへの聴取を行った。そこで分かったことだが、実はギヨンはジヌ(レン)に自ら接触し、一連の連続殺人事件の犯人にでっち上げたそうだ。

ヨンウンは、ギヨンがジョンスクの計画を知った際に「僕に話してほしかった」と伝えるが、ギヨンは“話したところで何も変わらなかった”と告げる。

さらにギヨンはチャ家に来た際、“ヨンウンが本当の兄弟だったら良いのに”と思っていたが、ジョンスクの計画を知ってすべてが崩れ去ったと振り返る。それでも兄弟のように戻りたいと願うヨンウンに対し、ギヨンは「俺を忘れて生きろ」と拒絶するのだった――。