イ・ギュハン“ギヨン”が生きていた…数々の証拠が発覚、チンジンと捜査チームが形勢逆転<ずっとあなたを待っていました>

2024/04/25 18:00 配信

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ギヨンの“復讐を決意した理由”が明らかに…


ギヨンの取調室にジンソンが入ると、愛する弟の殺人計画を企てた男を前にして、ジンソンは冷静に復讐の発端を聞く。するとギヨンは母親の葬式後、ホ弁護士の母親から 「ソラ(ギヨンの母)はチンジンが送った薬物のせいで死んだのかもしれない」「チンジンの会長が父親かもしれない」と聞かされたことを告げる。

ギヨンは最初、母親はジョンスクの嫉妬により殺されたと思っていたが、ジョンスクの部屋で“ギヨンをヨンウンのドナーにする計画書”を見つけてしまい、ジョンスクが自分をヨンウンのドナーにしようとしていることを知る。また母親が殺された理由については、「自分が死んでも家族がいなければ気にする人がいないから」と語った。

一方ヨンジュによるジョンスクへの尋問はさらに続き、ウノとマリーが交わした契約書について最初は“ウノの独断”だと否定していたジョンスクも、参考人としてマリーが入室し“ウノからの契約書はマリーと協議したもの”と供述したことで、いよいよピンチに陥る。

しかしその時、検事総長の判断でいったんジョンスクを釈放し在宅起訴することに。悔しがるヨンジュだったが、ジンソンらの捜査で「AGAIN PROJECT」の存在を知らされる。それは糖尿病を抱えるクリスという投資家がチンジンに多額の寄付をし、その見返りにドナーを見つけてもらうというものだった。そしてそのドナーは、保健福祉委員長のミンギュの父・ペ議員に賄賂を送り、その見返りに提供された“移植に適した患者”だったのだ。

その頃ヨンウンは、ジヌが入院していたVIP病棟のカメラを入手。再生すると、そこにはジヌの病棟に佇むジョンスクらしき人影が映り込んでいた――。

ジヌに手を下したのはジョンスクなのか?


同話のラストでは、手術を終えて眠っていたジヌのもとへやって来たのは、ジョンスクであることが判明。映像を見てショックを受ける様子のヨンウン。それもそのはず、ジヌを脳死状態に追い込んだのはジョンスクの指示であることはもちろん、ジョンスクがジヌに手を下した可能性があるからだ…。

ヨンウンはジョンスクが事件に関わっていたことを知ってから、家族のために何かとアドバイスをしてきたため、この証拠を検察に提出するか否かもポイントになってくる。そしてもしこのことが検察側に渡れば、ジョンスクは最悪死刑などもあり得るのではないだろうか。これまで頑なに無関与を続けてきたジョンスクは、ヨンウンへの歪んだ愛をもって最後に何を語るのか気になるところだ。

また、今回生きて現れたギヨンにどのような罪が下るのかも注目ポイントとなる。いくらジヌを服役させるためだからといって、連続殺人を犯し、その罪を他人に被せる行為はあってはならないことだ。

ギヨンも“ヨンウンのドナーになるため生かされてきた”という辛い過去を持つが、犯した罪に対してはきちんと償うべきだろう。次回がいよいよ最終回。最後まで目が離せない展開となっている。

◆文=ザテレビジョンドラマ部