“猿”でありながら言葉を話したり、道具を使ったり、馬を乗りこなしたりと人間的要素も求められる特殊な世界観で、物語の主軸となる重要な存在のノア。キャスティングにこだわったというウェス監督は「新たな物語を描こうとする僕たちにとって、アンディ・サーキスを再び起用することはできず頭を悩ませていました。そんな時、最初に見たオーディション映像が、オーウェンのものでした。それを見て、僕は『この人だ』と確信しました」と一目でオーウェンがノア役の適任者であると見抜いたと明かした。
また、その理由を「彼はアンディ・サーキスの演技を見て役者になりたいと思ったのだと言っており、猿になりきる準備をしっかりとしていました。満を持してこの作品に飛び込んできてくれたのでオーディション映像だけでも、彼がこの難しい役をこなせるということは明らかでした」と力説。
パフォーマンス・キャプチャのパイオニアであるアンディの演技をみて育ち、誰よりもリスペクトするオーウェンだからこそ表現できる“猿”の演技からは、新しい物語が描かれる本作でも「猿の惑星」シリーズならでは魅力を堪能できることを予感させる。なお、「猿の惑星」などシリーズ過去作はディズニープラスで配信中。
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