分かっていてもすぐには受け入れられない莉子の気持ちも理解できる。結婚を考えるほどの恋愛だったのだ。けれど、高校時代に転校してきた明日香とすぐに仲良くしてくれた莉子との友情は、これで壊れるものではなかった。
再び遥斗の発作が起き、「いつ何が起きるか分からない」と実感した明日香は、主治医の池沢友里(和久井映見)に「明日どうなるかなんて誰にも分らない。だからこそ今日を悔いがないように生きないとね」と話を。それはかつて遥斗も言っていたことだ。
初めてのケンカ。だけど、あらためてお互いの存在の大きさを感じた明日香と莉子は、無事に仲直りした。
第2話では遥斗のことについて「この状況を彼女として背負ってく覚悟ある？」と問い掛けていた莉子だったが、本話の「頑張ってきたことない」もグサッと心に刺さったと眠る遥斗に明かしていた明日香。明日香と莉子はこれでまた前を向いて歩み始めた。悲しいとき、つらいときには支え合い、本音で向き合える友情のなんと尊いことだろう。
SNSには「高校時代の濃密な友情が続いているっていいな」「2人の友情に涙がこぼれた」「喜怒哀楽共有できる友情っていいなぁ」「恋愛にはない尊さが友情にある」と感動の声が。この先も明日香には莉子がついていてくれると思うと心強い。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
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