冒頭では、寝ぼけた夏川が一仁の頭を抱いたまま眠ってしまった2人だったが、起きたらびっくりして夏川は壁に頭を強打。その後も一仁はバイトから帰りたがらなくなったり、距離感がわからなくなった彼らは見てるほうもドキドキするほど、お互いへの意識が表面化しているのが伝わってくる。
挙げ句には、一仁が春名に対して敵対心を露わにし、夏川に春名から電話がかかってくるだけで一仁は声が裏返ってしまう始末。大学で春名がバイト代を出すから日曜日に掃除や洗濯をして欲しいと夏川を誘っていると、いつの間にか側に来ていた一仁が机をバンッと叩いて「ダメだな」と言う。そのギラギラとした目に嫉妬の炎を感じて、見ているほうは一仁の気持ちとは反比例してうれしくなってしまう。
さらに春名が「でも、涼太は良いってよ」とサラリと返すと、一仁は内容よりも「涼太…!?」と春名が名前呼びしていることに動揺。そして夏川が春名の申し出を満更でもないように受け入れると、一仁は焦って勝手に「夏川は日曜、俺と用事がある」と言い切る。あっさりと諦めて立ち去る春名を一仁はキッと鋭い目で睨んだかと思うと、急に態度を変えてビクビクしながら勝手に用事があると言ったことを夏川に謝り出す…。
この一連の一仁はおかしいやらかわいいやら萌えるやら。独占欲丸出しになっている一仁に、いいぞ、もっとやれという思いが溢れてくる。キュンキュンする気持ちが加速する、BLの醍醐味をたっぷりと味わうことができた。
◆構成・文=牧島史佳
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