焦ったために迷走してしまった白崎に羽山は突然キスし、「この続きは家で…」と白崎を誘う。リッチなマンションに二人きりになって気圧される白崎。「で、昨日の続きなんだけど」と羽山は切り出し、白崎は神妙に「はい」と答えて目をつむる。
いよいよ一線を超えると緊張する白崎を羽山は優しくソファに押し倒すが、眉間にシワを寄せている白崎の顔を両手で包みこむと、ムニュッと顔を挟んで「タコみたい」とほほ笑む。
白崎が「やらないんですか?」と驚くと、「やらないよ。役のためだとしても本当にはしないでしょ」と言って何も手は出さない羽山。どうすればいいかと思い悩む白崎に「恋人にならない?」と羽山は提案するのだった。
大人な対応をする羽山に白崎とともに見ているほうも翻弄されてドキドキとさせられた。
◆構成・文=牧島史佳
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