<響け!ユーフォニアム3>求の知られざる過去が明らかに コントラバス二重奏での特殊EDに「こんなん絶対泣くやん」「名シーン爆誕」の声

2024/05/03 11:13 配信

アニメ レビュー 編集部おすすめ

アニメ「響け!ユーフォニアム3」第四回が放送Ⓒ武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会2024

吹奏楽に青春を捧げ、全国大会での金賞を目指す高校生たちの姿を描いた「響け!ユーフォニアム」(毎週日曜昼5:00-5:25ほか、NHK Eテレ/NHKプラス・Lemino・ABEMA・ディズニープラス・FODほかで配信)、シリーズの「最終楽章」となるTVシリーズ第3期。新部長に就任した黄前久美子(CV:黒沢ともよ)は3年生に進級し、部員たちとともに高校最後の大会へと臨んでいく。第四回は、サンライズフェスティバルでの出来事をきっかけとして、2年生の月永求(CV:土屋神葉)が抱える家族問題を描いた「きみとのエチュード」。(以下、ネタバレを含みます)

求にスポットライトが当たった第四話


サンライズフェスティバルまであと3日。最後の追い込みとコンクールの練習を並行している吹奏楽部の部員たち。そんなおり、「月永」と苗字で呼ばれた求が、思わず声を荒げる出来事が起こる。その日の帰り道、久しぶりにいっしょに下校した久美子と加藤葉月(CV:朝井彩加)、川島緑輝(CV:豊田萌絵)、高坂麗奈(CV:安済知佳)の4人は、どこか様子のおかしい求について言葉を交わす。そこから分かってきたのは、求は緑輝以外の人を警戒していること、有名な指導者・月永源一郎(CV:江原正士)が、おそらく求の身内であること、そして求が「月永」の苗字で呼ばれることを嫌うのは、そこに何かしらの確執があるのではないかということだった。しかし緑輝は、求の音楽への情熱は本物だと訴え、しばらくは様子見することとなる。

緑輝のことを「師匠」と仰いで慕う一方で、それ以外の人とはほとんど交流のない求。これまでも「月永」と呼ばれて嫌悪感を露わにするシーンは描かれてきたが、今回のように大声で怒鳴るのは珍しく、それだけに久美子たちが心配するのも頷ける。そもそも彼がなぜ「月永」姓を嫌っているのかはまだ明らかになっておらず、吹奏楽部でも謎に包まれたキャラクターのひとりと言えるが、今回そこにスポットライトが当たることとなった。ちなみに久美子たち4人が駅のベンチで横並びに座るのはシリーズ定番のシチュエーションだが、今シーズンではこれが初めて。ファンにとっては、この4人の並びを見るだけでついついホッコリしてしまう。SNSでも「久々の4ショット嬉しい!」、「みんなの座り方かわいいね」などの声があがっていた。