第3話は――
SDM気象班統括責任者・晴原は助手の雲田、そして上野香澄(平岩紙)と共にSDM医療班候補者のプロフィールを見ていた。新たにSDM消防班統括責任者となった優吾も加わり、SDM医療班候補者たちの研修初日を迎えるが、晴原は候補者に向かい相変わらず罵詈雑言の嵐。
候補者の中に、天才脳外科医と言われていたがけがで二度とメスは握れないと言われている早霧がいた。初期治療ならありとあらゆるケースに対応できると豪語する早霧だったが、復帰するための腰掛けのスタンスに「迷惑だ」と言葉を返す晴原。
そんな中、強風注意報が出ているエリアに火災が発生する。晴原はSDM出動の指示を出すが、研修初日の出動に医療班統括責任者の志賀浩一郎(神保悟志)と共に困惑する医療チーム。現場へ向かうと火の勢いが収まらない危険な状態が続いており、多くの要救助者たちが苦しんでいた。火災を食い止めるため、SDMのメンバーは地元消防隊とも連携を図る。
医療チームでは、志賀が難癖をつけ早霧に治療ではなく雑用を命じる。その中でも鋭い洞察力で要救助者の症状の原因を把握する早霧だったが、彼女には、自身のけがのきっかけとなった忘れられない過去の記憶があった。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「栃木県荻沢市の市街地にて火災発生」という言葉と、“突風で広がる火の手”というテロップからスタート。
また、“心に傷を負った天才医師”のテロップと共に、早霧が登場。火災現場で倒れた人の元に駆け寄るも「君に治療行為はさせない!」と、SDMメンバーの1人に手を掴まれて止められてしまう。そんなけがを負い、メスが握れない早霧に、晴原は「問題は手じゃない」と言い放つ。その言葉に声を震わせながら「私のなにが分かるっていうの」と言い返す早霧。
しかし「ここで闘うと覚悟のあるやつにいて欲しい」という晴原の言葉に応えるように、「今の私でも救える命はある」と、現場で奮闘する早霧の姿が映し出されている。
第3話放送を前に、SNS上では「今度は火災なのか!」「晴原、気象を分析しているときはクールだけど、救命に対応してるときは熱い!」「手に汗を握る展開になりそうな予感」「早霧先生! 待ってました!」「ドラマを通して、災害にあったとき、どうすればいいか勉強させられる」などの声が上がり、話題となっている。
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