2024年シーズンより「ABEMAベースボールリポーター」に就任した乃木坂46の黒見明香が、メジャーリーグベースボール(MLB)、プロ野球など“ベースボール”にかかわるさまざまな場所や人への取材を行う特別企画「黒見明香のABEMAベースボールリポート」が、ABEMA野球公式YouTubeにて公開された。
全3回にわたって行われた、特別企画「黒見明香のABEMAベースボールリポート」では、選手の魅力や個性、プレーデータをつめこんだ黒見直筆の「黒見ノート」の秘伝の中身をのぞき見できるもので、そこから「ダルビッシュ編」「ジャッジ編」が5月3日に公開された。
「ダルビッシュ編」では、日米通算200勝が間近に迫ったサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手にまつわる「黒見ノート」の研究内容をのぞき見した。
黒見は、「これぞ! ベテランのわざ」と題し、ダルビッシュ投手のプレーで気になっているポイント、「ダルビッシュ投手の“守備シフトの理解能力”はさすが。ゴロを打たせたい時に、内野手の正面に飛ぶような投球をしていると感じることが多い」と力説し、「今まで対戦してきた打者が多いからこそ、できるんだと思います。あとは、『この球場は打球が伸びやすい』『風によってこんな飛び方をする』など球場の特徴がすべて頭に入っているからこそ対応できている。さすが“ベテランのわざ”だと思います」と語った。
また、「ジャッジ編」では、黒見が注目している選手のニューヨーク・ヤンキースの、年俸約60億円を誇るスーパースターで主砲のアーロン・ジャッジ選手にフォーカス。ジャッジ選手は2023年シーズンは右足のケガで故障者リスト入りするなど、1年、欠場が続いた。
黒見は「ジャッジ選手の実力が出し切れないシーンがたくさんあって、思うようにプレーができなかったと思う」と案じながらも、2024年シーズンは「復活の予感」と続けて、「体の使い方や、ひじのしまい方がすごくお上手。ふだんからトレーニングをしているからこそできることだと思うし、守備も含めて、身体能力の高さが本当にスゴい」と大絶賛した。
また、2023年シーズンは大谷翔平選手とホームラン王争いをくり広げたことに触れた上で、2024年シーズンのホームラン数を「ズバリ60本!」と予想し、「そんなジャッジ選手を見てみたいです」とエールを送った。
さらに、ノートの研究内容を発表したフリップには、選手にまつわるイラストを黒見が手描きで披露しており、ダルビッシュ投手には、所属チームのパドレスの「S」と「D」の文字が組み合わさったロゴを添えると、「私にしてはうまくできたかな?と思います!」と自画自賛する味のあるロゴに、スタッフから温かい笑い声がもれていた。
ジャッジ選手には、「私の瞳を描いてみました!」と片目だけ描かれたイラスト、さらにはヤンキースのユニフォームの特徴である“ピンストライプ”のイラストにも挑戦し、「あんまりピンストライプっぽくないんですけど……」と照れ笑いを浮かべていた。
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