アジアで話題となっているタイドラマ「Laws of Attraction」が5月12日(日)よりCSチャンネル「女性チャンネル♪LaLa TV」で放送される。本ドラマは大切な人を失った師範と無慈悲な弁護士という、相反する2人が出会い、事件の真相に迫るサスペンスラブストーリー。本記事ではあらゆる方位からドキドキとさせる本ドラマの魅力を紹介する。
タイドラマと言えば「2gether」を筆頭にキュンキュンとさせてクスッと笑える学園ラブコメディーのイメージが強い方も少なくないだろう。しかし、タイドラマはラブコメディーばかりではない。旋風を巻き起こした「To Sir, With Love」はBLと愛憎劇を融合させた濃厚なドラマだ。権力争いとともにドロドロとした人間関係が展開し、魅了される視聴者が続出。X(旧Twitter)で世界トレンド1位を記録するなど話題沸騰となった。
そんな「To Sir, With Love」の監督、ウォラウィット・カティヤヨーティンと脚本、チャワノン・サーラパットが再びタッグを組み、主演を務めたJamとFilmも再集結して制作されたのが「Laws of Attraction」だ。本ドラマはある少女が死亡した事件の裏に巨大な陰謀が渦巻く本格的なサスペンスラブストーリーとなっている。
金と権力に目がない弁護士のチャーン(Film/フィルム)は、依頼人を勝利に導くためなら手段と方法を選ばない。その冷徹な仕事ぶりから被害者の家族に恨まれてしまい、ある夜突然、帰宅最中に襲われる。危機一髪のところで彼を助けたのはテコンドーの先生であるティン(Jam/ジャム)だった。
彼は生まれてすぐに両親を亡くした姪のトンカオを、実の娘のように大切に育ててきたが、ある日、買い物に出かけたトンカオが突然の事故で帰らぬ人となる。彼女を轢いた犯人は、大物政治家の父親を持ち、特権階級の恩恵を受ける青年タンタイ。悲しみに明け暮れながらタンタイに罪を償わせるために奔走するティンの前に現れたのは、あの日襲われていたところを助けてあげたチャーンだった。弁護士と名乗る彼に喜びの表情を浮かべるティンだったが、なんとチャーンはタンタイの弁護士だと知って愕然とする。さらに彼から莫大な賠償金を持ち掛けられ、金で解決する方法を提案される。互いに好意的な感情を持っていた2人だが、最悪な形で再会したのだった。
姪のトンカオを突然失って悲しみに暮れるティンを演じるのはJam。金で物を言わせようとするタンタイの父親・タッテープに屈せずに正義を貫こうとするティンの熱い思いを、まっすぐでいて強い目力で体現。体格も良くて、チャーンを助けるシーンはさすがテコンドーの師範とうなずけるほど頼もしくてかっこいい。依頼人を勝利に導くためなら手段は選ばない無慈悲な弁護士であるチャーンに扮するのはFilm。一見好青年に見えるが、冷酷な顔を持つチャーンの2面性を巧みに演じてみせる。
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