古坂大魔王が語るピコ太郎ブーム「九割九分、運」

2017/09/02 11:05 配信

バラエティー

「アナザースカイ」に登場した古坂大魔王

9月1日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)に古坂大魔王がゲスト出演。世界的ブームとなったピコ太郎の動画へのこだわりについて語った。

古坂は1991年にお笑いトリオ(後にコンビ)「底ぬけAIR-LINE」でデビュー。現在はピン芸人としてだけでなく、音楽プロデューサーとしても活躍中で、2016年にはピコ太郎の動画「PPAP」で世界中に大旋風を巻き起こす。

番組では、ピコ太郎が初めて海外のステージを踏んだ、台湾のコンサート会場を訪れた。古坂はピコ太郎のブームについて「九割九分、運ですよ」と言い切るが、続けて「ただ、残りの一分に関しては、ものすげぇこだわりました」とも。

例えば、スマホの小さい画面に合わせて顔のアップを多用する、テロップの文字は日本語と英語を両方入れる、などの工夫を重ねながら動画を制作。「PPAP」はおよそ1分程度の動画だが、「1コマずつ、2週間ぐらいかけて見直した」と古坂は制作の苦労を明かす。細部にまで及ぶ作り込みを知って、今田耕司は「すっげぇ、超計算されてたんや」と驚きの表情を見せる。

さらに古坂は「こだわらないものに僕はあんまり価値がないような気がする」と自身の“こだわり”についての思いも告白。「たまたまそこに行けた(ピコ太郎がブームになった)のは偶然だと思います」「でも頭の中に『そこに行きたい』っていう気持ちがあった」と、人々の胸を打つためには“こだわり”こそが大事という持論を展開した。

次回、9月8日(金)放送予定の「アナザースカイ」のゲストはすみれ。