――イ・ドンフィさんは警察署の狂犬と言われるキム・サンスン役ですが、役作りで意識したことを教えてください。
イ・ドンフィ:僕もやはりキム・サンスンのその思いをちゃんと継承して、頑張ろうと今回やらせていただきました。それと、ヨンハンを演じたジェフンさんと、やっぱりお互いに良い影響を与えながら、一緒にシナジー(相乗効果)を生み出したいなと思いながらやることで、自然にどんどんと自分の役に近づくことができたんじゃないかなと思うんです。
シンクロ率に関しては、気持ちとしてはやっぱり100%を目指したかったんですが、自分の口ではやっぱりそれはちょっと言えないんじゃないかなと思うんですね(笑)。やっぱり同僚、まあ仲間たちとですね。一緒に役作りに向けて、台本に集中することを一番意識したんじゃないかなと思います。
――警察チームの4人のチームワーク、ブロマンスが見どころの本作ですが、制作発表会でのキャストたちの雰囲気も仲もとても良かったですね!
イ・ジェフン&イ・ドンフィ:(制作発表会のくだりで笑い出す)
――撮影中のエピソードでネタバレにならない程度に、一番記憶に残るエピソードがあれば教えてください。
イ・ジェフン:第1話、第2話は、それぞれのキャラクターを紹介するエピソードなんですね。彼らがどういう経緯で集まるかがとても興味深いと思うんですが、イ・ドンフィさんと僕は最初っから刑事なんです。
イ・ドンフィ:(うんうんと頷く)
イ・ジェフン:ですが、ユン・ヒョンスさんとチェ・ウソンさんが演じる役、特にチェ(・ウソン)さんが演じる怪力の持ち主チョ・ギョンファンは、警察になろうというつもりは全く無かったんですが、僕たちが「警察になろうよ」と口説き落として彼が加わることになったんです。
イ・ドンフィ:そうそう(笑)。
イ・ジェフン:ユンさんが演じるキャラクターは、警察になろうという夢は持っていたんですが家の反対にぶつかって。本当に、自分の意思を貫いて警察になる人なんです。
彼は、特別採用で警察にはなれたものの、最初ちょっと空回りをしてて、捜査2チームで靴磨きをしているところを見て、僕たちがすごくかわいそうだなと思っていたところに事件が発生して、そこから一緒に4人でチームを結成することになるわけなんです。
最初は、彼らがこれからどういうふうに活躍するのか、全く想像がつかないと思うんですよ。すごく個性がはっきりしてる人間たちなので(笑)。これから起こる事件やエピソードを通して、どういうふうに成長して変化を遂げていくのか、そこがこのドラマの一番の見どころだと思うんですね。
一つコツを申し上げたいのが、第1話から第10話までをご覧になってから、もう一回、第1話をぜひご覧いただきたいんです。第10話を見て、彼らの成長した姿を見てから第1話をまた見たら「彼らこうだったんだ!」ってとても驚きがあると思うので、ぜひそれをお勧めしたいですね。
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