山崎賢人の“内なる怒り”を表現した演技を佐藤嗣麻子監督が絶賛

2024/05/09 20:07 配信

映画 会見

山崎賢人が「陰陽師0」大ヒット御礼舞台あいさつに登壇撮影:原田健

映画「陰陽師0」大ヒット御礼舞台あいさつが5月9日に都内で行われ、主演の山崎賢人の他、染谷将太板垣李光人佐藤嗣麻子監督が登壇。さらに、原作者の夢枕獏がサプライズで登場した。

映画「陰陽師0」あらすじ


人嫌いで変わり者の陰陽師・安倍晴明が、雅楽家としても名を残した貴族・源博雅と共に怪奇事件を解決していく、夢枕獏による人気小説シリーズ「陰陽師」を映画化した本作。若き日の晴明をオリジナルストーリーで描く。

呪いや祟りから都を守る陰陽師の学校であり省庁「陰陽寮」が政治の中心だった平安時代、学生たちはより高い地位を目指し、一人前の陰陽師になるために切磋琢磨していた。だが、学生の安倍晴明(山崎)は、呪術の天才ながらも陰陽師に興味を示さず、友人も持たず、周囲から距離を置かれる存在だった。ある日、晴明は貴族の源博雅(染谷)から皇族の徽子女王(奈緒)を襲う怪奇現象の解決を頼まれる――。

山崎賢人「呪術に挑戦して使えるようになったので(笑)」


舞台あいさつでは、観客から寄せられた感想を基にトークを展開。「山崎賢人の新たな美しさ魅力が詰まった映画。本当に毎回挑戦と努力、体現する力が素晴らしい」との感想では、山崎が「うれしいですね。今回、呪術に挑戦して使えるようになったので(笑)」とジョークを交えて喜び、会場を沸かせた。

また、撮影で苦労したところについて「手の動きと呪文を同時にやるっていうのが結構難しかったですね。指の型も結構特徴的だったので、普段使わない型なので(手が)硬いんですよね。なので、ほぐしたりしながら、呪文を覚えながらやるというのが本当に難しかったです」と吐露。

すると、染谷が「現場でもずっと練習されていて、ずっとブツブツ呪文を…(笑)。なかなかないですよね、現場でずっと呪文を唱えてるって。せりふを練習することはあるけど」と、山崎のひたむきな姿を振り返った。