コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、子宮内膜症患者から“共感の声”が止まらない話題の人気作品「子宮内膜症の治療奮闘記」をピックアップ。
作者のつんさんが4月21日にX(旧Twitter)で同作を投稿。そのツイートには合わせて2.5万以上のいいねと共に、多くの反響コメントが寄せられた。この記事ではつんさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについてを語ってもらった。
つんさんは大腸カメラの検査をしてから、子宮に強い痛みを感じるようになった。そして、婦人科を受診したところ「子宮内膜症」と診断された…。
それまでにも“異常な生理の辛さ”から何度も婦人科を受診していたが、「子宮内膜症」と診断されることは無かった。どの婦人科に行っても「特に異常はない」と言われ、生理が重いのは体質なのだと思い込んでいたが、先生曰く昔から子宮内膜症だったらしい。
治療法について聞いてみると、「ピル」を閉経まで飲み続け症状を落ち着かせるのが一般的だと言われた。しかし、ピルの副作用には抵抗があったため「漢方」から始めてみることに。
こうして、つんさんの「子宮内膜症治療」が始まった…。
本作ではつんさんが「子宮内膜症」と診断されるまでの体験談がコミカルに描かれている。読者からは「私もまんまコレだった」「私の話すぎてびっくりしました」「元気がでました」「面白いし勉強になる」など多くのコメントが寄せられている。
――「子宮内膜症の治療奮闘記」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
私と同じように悩んでいる方の参考になれたらいいなと思い描き始めました。私自身とても不安だったので子宮内膜症と診断されるまでや、その後の治療に関して診断されたみなさんはどうだったのか知りたいという気持ちもありました。
――“ダグラス・カ”などコミカルな描写が印象的ですが、本作を描くうえでこだわった点があればお教えください。
子宮内膜について、私も最初は未知すぎて何もわからなかったので簡単に分かる漫画があれば知識も広がって行くと思い、お医者さんの説明を聞いて勉強し簡単にまとめ、子宮内膜症やピルがどういうものなのか知らない人でも読めばスッと知識が入ったらいいなと思いながら描きました。
――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
肛門科の先生に言われた「子宮内膜症をなめるな」ですね。怖くて治療を諦めないきっかけになりました。
――今後の展望や目標をお教えください。
健康になりたいです!
――最後に、作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いいたします。
読者さんですかーッ読者さんがいればなんでもできる、いくぞー!1、2、3、(ダグラス)カーッ!
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