恋愛リアリティ番組初となる(※2024年2月21日時点)、兄弟姉妹をコンセプトに互いに協力をしながら恋人を探す、新感覚の”おせっかい”恋愛リアリティショー「恋愛きょうだい」。2024年3月27日からオンライン動画配信サービス「Hulu」にて独占配信スタートした同番組は、異性のきょうだいがシェアハウスに集められたところから始まる恋愛リアリティショーだ。さまざまなミッションが課されるなかで、“きょうだい”は恋のサポーターになるのか、それとも邪魔者になるのか。本記事では、考察を踏まえながら第1話〜5話を振り返る。(以下、ネタバレを含みます)
同番組はシェアハウスに集められた異性のきょうだい数組が、互いに協力しながら恋人を探す恋愛リアリティ番組。プロデューサーは、かつて恋人だった元カップルたちが共同生活を送り、過去の恋愛と新たな出会いの中で次の愛を見つけていく恋愛リアリティ番組「乗り換え恋愛」シリーズでブームを巻き起こしたイ・ジンジュ氏が手がけている。
出演者たちは複数組のきょうだいが集められたことは知っているものの、どのペアが“きょうだい”なのかは知らない。誰と誰がきょうだいなのかわからないように普段は他人のフリをするといったルールがあるのだ。
エピソードごとに「きょうだいが選んだ相手とデート」「電話を取った相手とデート」など、本シリーズならではのミッションが課される。
“兄弟姉妹”をコンセプトに、互いに協力しながら恋人を探すという新感覚“おせっかい”恋愛リアリティである同番組。果たして兄妹の存在は吉と出るのか凶と出るのか。ペアの関係性や動きによって恋愛の流れが大きく左右されていく点にも注目だ。
番組を盛り上げるMCを務めるのは、人気モデルのハン・ヘジン、恋愛リアリティショー経験者のCODE KUNST、(G)I-DLEのミヨン、GOT7のベンベン、そして韓国バラエティではおなじみの兄妹タレントであるジョナダン&パトリシャ。
ついに兄弟姉妹の恋愛合宿が始まる。韓国のシェアハウスに集まる入居者たち。“誰がきょうだいか口外禁止”、“名字を省いた名前で呼ぶこと”などのルールが課されているため、自分のきょうだいが入居してきても他人のフリをしなけらばならない。
最初に入居したのはジョンソプ、続いてセスンと続々とメンバーが集まってくる。全メンバーの集合を待ちながらMBTIの話で盛り上がるメンバーたち。接し方や容姿などから、さっそく各々で「誰と誰がきょうだいなのか…」を探るのであった。
結局集まったのは、全部で8人。男性はチョルヒョン、ジョンソプ、ジェヒョン、ヨンウ、女性はジュヨン、セスン、チョア、ユンハと名乗った。ちょっとした緊張感をはらみつつも、初対面の顔合わせと挨拶はスムーズに終わりを迎える。
この日与えられたミッションは「キューピッドデート」。女性が「意中の相手向けにデートに誘う手紙を相手のきょうだいを推測して渡す」というもので、受取人も差出人も名前は書けない。きょうだいだと思っていた組み合わせが間違っていた場合、意中の相手とはまったく違う人物へ手紙が渡ってしまうハラハラする企画だ。
独自の予想できょうだいを推測し、手紙を渡す女子たち。すると驚くべきことに、セスン・チョア・ユンハの女子3人がジュヨンに手紙を渡すという展開に。もちろん、それぞれ意中の相手は異なる。3人が予想するきょうだいの組み合わせが異なるため、“きょうだい違い”が起こっているようす。なお、ジュヨンはチョアに手紙を託した。
そして手紙をきょうだいに渡すため、「きょうだいの部屋」が設けられた。ここでセスンのきょうだいはジェヒョン、ジュヨンのきょうだいはヨンウであることが判明する。ジュヨンは3人の女子からの手紙を預かっているため、ヨンウと一緒に内容を見ながら選ぶことに。
差出人の名前もない手紙を見ていた2人だが、チョアに好意を寄せていたヨンウは見事にチョアから送られた手紙を選択。1組のデートが確定したのだが、実はチョアの手紙はジョンソプに宛てたものだった。そして指示に従って、選ばなかった2通の手紙を引き出しのなかへ。
セスンはきょうだいであるジェヒョンに渡す手紙をあずかってはいない。しかしそれで1回休みということはなく、ヨンウが選ばなかった2通の手紙から好きな方を選択できる。ジェヒョンが最初に選んだ手紙はきょうだいセスンのものだったが、セスンの必死な食い止めによってもう1通のユンハの手紙に決定。これによってユンハ×ジェヒョンのデートが確定するのだが、ユンハはチョルヒョン宛に手紙を書いていた。これもまた“きょうだい違い”だ。
続いてのきょうだいは、チョアとチョルヒョン。チョアはジュヨンからの手紙をチョルヒョンに渡す。ジュヨンはチョルヒョンに好意を持っていたので見事“きょうだい当て”に成功。
残ったセスンの手紙は、ユンハのきょうだいであるジョンソプへと渡った。だが驚くことに、セスンの手紙はジョンソプに宛てて書いたもの。“きょうだい当て”には失敗したものの、回り回って思い通りの相手に届くというミラクルを起こしたのだった。
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