北村匠海“赤峰”が長谷川博己“明墨”の本当の目的と標的に気付く<アンチヒーロー>

2024/05/11 12:00 配信

ドラマ レビュー

明墨の行動を監視し、12年前の事件に辿り着いた赤峰(北村匠海)(C)TBS

長谷川博己主演の日曜劇場「アンチヒーロー」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第4話「Episode3 -冤罪-」が5月5日に放送された。同ドラマは、長谷川が7年ぶりに日曜劇場で主演を務める、日本の司法組織を舞台とした“逆転パラドックスエンターテインメント”。「正義の反対は、本当に悪なのだろうか」ということを視聴者に問い掛け、スピーディーな展開で次々と常識を覆していく。第4話は、弁護士・明墨(長谷川)の本当の目的が明らかになる。(以下、ネタバレを含みます)

“アンチ”な弁護士を演じる長谷川博己をはじめ、個性派俳優が大集結


長谷川は「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士を演じ、主人公と同じ法律事務所で働く同僚弁護士役で北村匠海堀田真由、パラリーガル役で大島優子、東京地方検察庁の検察官役で木村佳乃、検事正役で野村萬斎が出演。

さらに、7作目の日曜劇場出演となる相島一之、「小さな巨人」(2017年)にて長谷川と共演歴のある神野三鈴のほか、小松利昌近藤公園松角洋平馬渕英里何宮尾俊太郎山本浩司吉永秀平と名バイプレイヤーが集結。

また、林泰文安藤彰則井上肇内村遥河内大和迫田孝也須田邦裕砂田桃子高木勝也谷田歩珠城りょう馬場徹和田聰宏渡辺邦斗が「VIVANT」(2023年)以来の日曜劇場出演となる。

そのほか、近藤華山下幸輝渡邊圭祐沢村玲十文字陽菜田中真琴搗宮姫奈諸星すみれといった若手俳優陣や、各方面で活躍中の朝夏まなと一ノ瀬ワタルs**t kingz小栗基裕田島亮浪川大輔早見あかり前原瑞樹水野勝が日曜劇場に初出演。

連続不同意性交被害事件を機に、“真実”が動き出す


明墨は、町工場で起きた殺人事件の被告人・緋山啓太(岩田剛典)の弁護を担当し、検察の闇を暴いた。続いて、政治家の息子が起こした暴力事件の弁護と担当した明墨は、「依頼人を無罪にする」という自身の信念を曲げて、正義感にかられて周りが見えていない赤峰(北村)に大切なことが何なのかを教えつつ、政治家の闇を暴いた。

そして、今回は千葉で起こった連続不同意性交事件の弁護を担当することとなったが、被告の来栖礼二(渡邉)から依頼があったわけではなく、担当していた他の弁護士から奪い取る形で担当するという異例の経緯があった。