山下智久が主演を務めるドラマ「ブルーモーメント」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FODでも配信)の第3話が5月9日に放送された。SDM医療班メンバーの候補者として本格的に登場する汐見早霧(夏帆)の過去が描かれ、大きな共感が寄せられた他、夏帆の演技力を絶賛する声も寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、小沢かなの漫画「BLUE MOMENT」が原作。“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと。「ブルーモーメントを見られること」は「いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること」を意味する。
報道番組のお天気コーナーにも出演する気象庁気象研究所の研究官で、気象災害から人命を守るために活動するSDM本部(特別災害対策本部:内閣府直属のチームとして設置された組織)のリーダー格を務める晴原柑九朗を山下が演じ、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かう。
ほか、冷淡さを持ち、晴原に影響を与える気象研究所研究助手・雲田彩役で出口夏希、有能なレスキュー隊員・園部優吾役で水上恒司、神の腕を持つ脳外科医・汐見早霧役で夏帆、気象研究官で、晴原の最愛の婚約者・園部灯役で本田翼らが出演する。
SDM医療班の候補者の一人に選ばれた汐見の過去が明かされることになった第3話。SNSでは放送開始直後から「早霧さんの登場楽しみにしてた」「今週は汐見先生回か」「早霧さんPTSDじゃないよね!?」といった声があがるほど、視聴者が注目を寄せていた。
かつては天才脳外科医として知られていたものの、今はメスを握れなくなってしまった汐見。そのきっかけとなったのは、命を救った少女が病院で自殺をはかったこと。「助けてくれなくてよかったのにな」と言って飛び降りようとした少女を救おうとした過去があることが明かされた。
冒頭で明らかになったあまりにもつらい経験に「助けてくれなくて良かったなんて…こんなこと言われたらつらい…」「過去が悲しすぎる そりゃメスも握れなくなるわ」「えぇ…いきなりしんどいんですけど…」といった声が。神の腕をもつと言われながらも、トラウマを抱える彼女に多くの共感が寄せられた。
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