「SHIBUYA ANIME BASE」#シブアニの #3が、ABEMAアニメチャンネルにて5月3日に生放送され、タレントの三田真央、東京ホテイソンのショーゴ、歌手で声優の佐々木李子をゲストに、1週間のアニメニュースや、24年ぶりにリニューアルした東京・SHIBUYA TSUTAYAへの潜入取材に加えて、声優の森久保祥太郎への独自インタビューが公開された。
まず初めに、アニメを中心に最先端のポップカルチャーを発信する“ポップカルチャー最前線!”のコーナーからスタートし、「好きなもので、世界をつくれ。」をテーマに24年ぶりにリニューアルしたSHIBUYA TSUTAYAへ潜入取材した。佐藤和奏がアニメを中心にポップカルチャーの発信地になった“シブツタ”の魅力にせまる。
VTR内では、期間限定でさまざまなアニメや作品とコラボレーションが行われるPOP UPブースや、35mの巨大ビジョンに日本文化や渋谷のカルチャーが映し出されているスターバックス、またポケモンカードの対戦できるブースを82席も用意した国内初のポケモンカードラウンジなどが紹介された。
本番組MCのハライチの岩井勇気は、「思ったより2次元に寄り添った感じ」「渋谷がどんどんオタクのものに……」と語った。
続いて、アニメ関連業界で働く人の仕事や人柄を深堀りする“ギョーカイ深堀りコネクション”のコーナーでは、今回は声優だけにとどまらず、ラジオ、歌手、バラエティなどマルチに活躍中の森久保が登場し、自身の半生について赤裸々に語った。
森久保は声優になったきっかけについて、「声優を目指してはいなかった」「先輩に大学生になったら劇団を一緒に作ろうよとのひと言がきっかけで、俳優を目指していた」ことを明かす。
その後、20歳頃にのちにお世話になる声優事務所に声をかけられ、運命が大きく変わったことを明かす。初めは「声にコンプレックスがあった」ため、声優は考えていなかったそうで、ただ「お芝居して食べていけるものをずっと探していた」ためオーディションを受け、デビュー作にみごと合格を勝ちとり、その後、有名作品を次々と担当する売れっ子声優へと成長していった。
しかし、その森久保に30歳の頃、ピンチがあり、「声優の人生が終わっちゃうかもとあせったのが30歳くらい」「人気シリーズ作品を担当し、新規の仕事がひとつもない」ことにあせりを感じたことをカメラの前で激白した。
しかし、森久保はこの危機を「ここで人間として大きくならなきゃいけない時期、おもしろい役者でいればチャンスが来る」と捉え、舞台やバンド活動、ラジオなどに挑戦した当時のことを「のちに声優がバラエティ番組に出演する時代が来ることを考えると、今の自分につながっている」とふり返りつつ語った。
また、最後には「何かを待ってたっていう人生は1日もない、それは自信を持って言えますね」「待っているよりは攻める、進む、そうすると扉が開いてつながる」との名言も飛び出した。次週の完結編では、森久保が「いただいたものをお返しする側かな」と語る、今後の声優業に対し、描いている未来について明かされる。
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