<コードギアス 奪還のロゼ>上田麗奈、天崎滉平との芝居に「お互いの芝居を聞いてフィーリングを合わせていく感じでした」

2024/05/13 14:23 配信

映画 アニメ

「コードギアス 奪還のロゼ」舞台挨拶が開催(C)SUNRISE/PROJECT G-ROZE Character Design /2006-2024 CLAMP・ST

「コードギアス」シリーズ新作アニメーション「コードギアス 奪還のロゼ」全4幕の第1幕(5月10日公開)の上映記念舞台挨拶(あいさつ)が5月11日に東京・新宿バルト9にて開催され、主人公ロゼ役の天崎滉平、サクヤ役の上田麗奈大橋誉志光監督、谷口廣次朗プロデューサーが登壇。公開を迎えた現在の心境や、アフレコ現場の裏話を語った。

「コードギアス」とは


2006年に放送開始したTVシリーズ「コードギアス 反逆のルルーシュ」から始まり、その続編「コードギアス 反逆のルルーシュR2」、新たな主人公アキトの活躍を描いた「コードギアス 亡国のアキト」、TVシリーズを再構成した「興道」「叛道」「皇道」の劇場総集編三部作とそこから繋がる完全新作「コードギアス 復活のルルーシュ」…と、作り込まれた世界観と予想を裏切るストーリー展開で多くのファンを魅了し続けている「コードギアス」シリーズ。

本作は、前作から5年が経った合衆国日本・旧ホッカイドウブロックを舞台に、傭兵兄弟ロゼとアッシュがネオ・ブリタニア帝国に立ち向かう姿を描く。

シトゥンペバリアと呼ばれる難攻不落のエネルギー障壁により4年間、黒の騎士団の解放作戦を退けてきた第100代皇帝カリス・アル・ブリタニアと、彼に仕えるノーランドら皇帝直属の騎士アインベルク達は、再び世界を混乱へと陥れようとしていた。依頼を受けたロゼとアッシュは、日本人レジスタンスの七煌星団と共に、皇サクヤ奪還のため、ネオ・ブリタニア帝国に立ち向かう。

なお、本作はディズニープラス「スター」にて6月下旬より世界独占配信される。

「コードギアス 奪還のロゼ」第1幕キービジュアル(C)SUNRISE/PROJECT G-ROZE Character Design /2006-2024 CLAMP・ST


大橋誉志光監督「やっと世に出せたという気持ちが大きいです」


上映直後のシアター内に、天崎、上田、大橋監督、谷口プロデューサーが登場し、舞台挨拶が始まった。まずは前日10日に公開を迎えた心境を聞かれた大橋監督が「子どもを1人育てて、やっと世に出せたという気持ちが大きいです」とホッとした表情で語った。天崎は「コードギアス愛あふれるキャストやスタッフ陣の力で作られた作品なので、その成人式に出席できてうれしいです!」と笑顔を見せた。

本作の舞台挨拶登壇はこの日が初めてとなる上田は、「長期間アフレコをしていたので、ようやくみなさんに観ていただけるということで、私もホッとしています」と話し、第1幕で明かされるサクヤに関連した衝撃的な事実について「みなさんどうでしたか?だまされたでしょ~?」と、茶目っ気たっぷりに問いかけた。

これを受けて、谷口プロデューサーも「その秘密が明らかになるシーンをみなさんがどんな顔で観るんだろうと気になっていたんですが……やりました!」と、会場の反応から大きな手ごたえを感じた様子。

続いてはアフレコ収録の話題へ。天崎演じるロゼと、上田演じるサクヤは、芝居の呼吸を合わせる必要があり、天崎は「とにかくアフレコ現場でお互いのお芝居を一生懸命聞いて、歩み寄りながら作り上げていきました」とコメントした。上田は「どう演じるかを休憩中にディスカッションするわけではなく、お互いの芝居を聞いてフィーリングを合わせていく感じでした」と振り返った。

このアフレコ秘話を聞いた大橋監督は、相性抜群だった2人の芝居について「細かく打ち合わせをしているのかと思っていました」と驚いた表情だった。

「コードギアス 奪還のロゼ」(C)SUNRISE/PROJECT G-ROZE Character Design /2006-2024 CLAMP・ST