大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場にて5月11日、12日に「ごぶごぶフェスティバル」が初開催され、PUFFY、三浦大知、コブクロ、東方神起、奥田民生、きゃりーぱみゅぱみゅ、湘南乃風、倖田來未、SixTONES、そして浜田雅功と小室哲哉によるユニット・H Jungle with tが出演した。
同イベントは、「ごぶごぶラジオ」(毎週金曜日深夜0時30分、MBS系)での浜田のふとした思いつきから始まった、新しい音楽フェスティバル。2日間で計3.5万人が初夏のフェスを楽しんだ。
イベントの模様は、MBSテレビにて、6月29日(土)昼1時54分から特別番組として放送。またMBSラジオでは、7月14日(日)夜6時から特別番組を放送予定。
DAY1は、PUFFY、三浦大知、コブクロ、東方神起、浜田雅功、奥田民生が出演。
DAY1のトップバッターは、5月にデビュー28周年を迎えるPUFFY。「妖怪PUFFY」からライブをスタートし、生のバンドサウンドに乗せてゆらゆらと踊りながら、勢いよく歌声を響かせて会場を揺らす。
THE HIGH-LOWSの「日曜日よりの使者」のカバーをはじめ、「これが私の生きる道」や「愛のしるし」「渚にまつわるエトセトラ」「アジアの純真」など、平成の大ヒットソングを続々と披露。デビュー当時から変わらない歌声で、ラフでチルな雰囲気で包み込み、大人も子どもも一緒に踊らせて、フェスの幕開けを大いに盛り上げた。
続いて登場した三浦大知は、オープニングから6人のダンサーとともにパワフルなダンスを披露して会場を高め、「最後まで音楽と一緒に楽しんでいきましょう!」と気合たっぷりにバンドセットで攻めていく。照りつける初夏の太陽をものともせずにステージを大きく動き回り、ハイレベルな歌唱力とダンスパフォーマンスを惜しげもなく披露し、見る者を圧倒する。
洗練されたしなやかな動きや、ステージ映えする存在感は思わず鳥肌が立つほど。人気曲「Blizzard」や「(RE)PLAY」バラード曲「燦燦」、タオル回しでひとつになった「EXCITE」など全7曲を披露して、素晴らしきエンターテイナーぶりを見せた。
コブクロは「浜ちゃんに届けよう!」とのっけから「YELL~エール~」「轍-わだち-」と名曲を連投し、客席全員で大合唱。MCで小渕健太郎は、何にも憧れずにアーティストになった黒田俊介が小さい頃からずっと好きだった2人組がダウンタウンだと話し、ごぶごぶフェスに呼ばれた喜びを2人で爆発させて、「ごぶごぶ」のロケで浜田と歌った「桜」を想いを込めて歌唱。
結成25周年を迎えた彼らの軌跡とこれからの決意が詰まった音源化前の最新曲「RAISE THE ANCHOR」に続いて、大阪・関西万博のオフィシャルテーマソング「この地球の続きを」でフィニッシュ。小渕は特注の「ごぶごぶ法被」を着て和太鼓を叩くパフォーマンスも披露。かつて万博が行われた場所で歌われる未来の万博の歌ということで、歴史がリンクした瞬間だった。
登場するなり黄色い歓声に包まれた東方神起は、8人のダンサーを引き連れて「B.U.T」「I Think U Know」「Hot Hot Hot」とダンスナンバーを連投し、ぴったり揃ったキレキレのダンスと大迫力のフォーメーションで会場を魅了。
夕陽が沈む時間にぴったりの「Sentimental Mood」では、観客は手を左右に振って一体感で満たし、「どうして君を好きになってしまったんだろう?」を披露する前のMCでは浜田の誕生日をお祝い。「どうして浜ちゃんを好きになってしまったんだろう?」と曲名でユノがボケてチャンミンがツッコむなど、テンポの良いやり取りで会場を爆笑の渦に巻き込み、「Why?(Keep Your Head Down)」まで全7曲を披露した。
転換中には、ライブを終えたばかりのアーティストと浜田、ごぶごぶラジオチームの井本貴史(ライセンス)、どりあんずの堤太輝と平井俊輔、ゲラゲラ星人による舞台裏トークが中継されたり、次のアーティストへとバトンを繋いだりして、終始会場を盛り上げた。
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