有村架純、目黒蓮の恋人役で8年ぶりの月9出演「一つ一つを見落とさないように弥生を考え続けたい」<海のはじまり>

2024/05/20 05:00 配信

ドラマ 速報

「海のはじまり」で8年ぶりに月9に出演する有村架純(C)フジテレビ

Snow Man目黒蓮が主演を務める7月期月9ドラマ「海のはじまり」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)のヒロイン役として有村架純の出演が決定した。

親子の愛を通して描かれる“家族”の物語


主人公・月岡夏(つきおか・なつ/目黒)は大学時代、ふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季(なぐも・みずき)と幸せな日々を送っていた。しかし、就職活動を迎えようとしていたある日、突然、彼女から別れを切り出され、そのまま2人は別れることに。それから7年がたち、新しい人生を歩んでいた夏だったが、大学時代の友人からの連絡で、水季が亡くなったことを知る。別れを告げられて以来一度も会うことがなかったこともあり、その事実に実感が湧かないまま葬式へと向かった夏は、そこで海(うみ/泉谷星奈)という名の幼い女の子と出会う。その女の子が、水季の子どもだということを知った夏は驚きを隠せない。そして、彼女の母親から、自分が海の父親だと聞かされる。水季が、自分の知らないところで、自分との間にできた子どもを生み、何も言わずにその子どもを育てていたことを知った夏は、水季と海が過ごした7年という月日に思いをはせる。

そんな今作において一つの大きなテーマとなるのが“親子の愛”。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった夏と、突然自分の人生に現れた海という2人の関係や、亡くなった彼女と娘との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情をリアルに、そして丁寧に描き、紡ぐ作品となる。

有村架純は目黒蓮演じる主人公の恋人役


本作で有村が演じるのは、主人公の夏にとってこれからの人生をともに歩みたいと考える恋人・百瀬弥生(ももせ・やよい)。弥生は仕事の関係で夏と出会い、付き合うように。交際がはじまり3年がたち、そろそろ結婚も考えようと思い始めていたとき、夏に子どもがいることを知る。それは、夏にとってだけでなく、2人の未来を描こうとしていた弥生にとっても、青天の霹靂(へきれき)の出来事であった。ある日突然、愛する人に、その人がかつて好きだった人との間の子どもがいることを知った弥生が何を考え、どのように向き合っていくのか。その揺れる心模様も、この物語の重要なテーマになる。

弥生は、化粧品メーカーの開発部で働く真面目できちょうめんな性格の持ち主。仕事でも、納得がいかないときには妥協する事なく良いものを突き詰めていき、同僚からは“しっかりしている人”と思われている。そのため、年下である夏との交際について、会社の後輩から「百瀬さんほどしっかりしてる人だと、甘えやすいですもん。甘えることに罪悪感ないですもん」と言われることも。そんな弥生が夏との将来を真剣に考え始めていたある日、夏の部屋で一緒にご飯を食べていると、夏のもとに一本の電話が。電話口でぼうぜんとする夏の姿を見て、弥生は普段と様子が違うことが心配になる。

有村は、ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016年フジテレビ系)で民放連続ドラマ初主演、かつ月9初主演を果たし、本作が8年ぶりの月9出演となる。目黒とは映画「月の満ち欠け」(2022年)以来、2年ぶりの共演。