小池栄子×仲野太賀ダブル主演、歌舞伎町が舞台の“救急医療”エンターテインメントを宮藤官九郎が手掛ける<新宿野戦病院>

2024/05/21 05:00 配信

ドラマ 速報

「新宿野戦病院」で主演を務める小池栄子&仲野太賀(C)フジテレビ

7月スタートのドラマ「新宿野戦病院」(毎週水曜夜10:00-10:54/フジテレビ系)で小池栄子仲野太賀がダブル主演を務めことが発表され、コメントが到着した。小池、仲野ともにフジテレビGP帯初主演で、2人は同ドラマが初共演となる。

宮藤官九郎オリジナル脚本の“救急医療”エンターテインメント


同ドラマは、「不適切にもほどがある!」(2023年)などを手掛けた宮藤官九郎による完全オリジナル脚本。フジテレビにおける宮藤のオリジナル脚本は「ロケット・ボーイ」(2001年)以来、23年振りとなる。

新宿・歌舞伎町にたたずむ病院「聖まごころ病院」を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマとし、官九郎節ともいえるときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメント。

アメリカ国籍の元軍医×美容皮膚科の医師


小池が演じるヨウコ・ニシ・フリーマンはアメリカ国籍の元軍医。アメリカのニューオーリンズに生まれ、14歳で母親と2人でカリフォルニアへ移り、その後医大に合格し、28歳で医師免許を取得。13年間軍隊病院で働いていた過去を持つ。

岡山弁や英語交じりのその口調に独特の個性がにじみ出た明るく芯の通った性格であり、親の影響で軍医を志望する中、いきなり戦地に配属され、銃弾が飛び交う“野戦病院”において、兵士や住民の救急活動を行うことに。とある戦地において、ヨウコはがれきの街で瀕死状態の兵士と遭遇することになる。

その兵士が死に際、ヨウコに大切な物と、あるメッセージを自らの最後の力を振り絞り託す。そして、ヨウコはその兵士との約束を果たすため、日本に向かうこととなった。

一方、仲野演じる高峰享は、父譲りの金もうけ主義者で、叔父の古びた病院には麻酔医の勉強できているが、美容整形クリニックとしてリニューアルオープンするという夢を抱いている。チャラくいけすかない典型的な気取り屋タイプで、夜は聖まごころ病院で麻酔の勉強をしながら昼は週3で広尾のビューティークリニックで働きアンチエイジング療法を学んでいる。

趣味は港区女子とのギャラ飲みで、お金を使って派手ににぎやかな世界に生きている。しかし、ヨウコとのひょんな出会いから、享の生き方に変化がもたらされていく。

ダブル主演にして、初共演となる小池と仲野が凸凹でかみ合わなくも、どこか引き寄せ合い、互いにひとつの目標に向かっていくストーリーラインに加え、今後解禁されていく個性豊かなキャスト陣とともに、宮藤によるユーモアあふれるエッセンスがちりばめられた新たな医療ドラマとなっている。