LoVendoЯ・田中れいな、新曲の1つはぜ~んぶ“れいな語”!つんく♂さんはホントに天才だ!!

2017/09/05 06:00 配信

アイドル インタビュー

LoVendoЯの田中れいな。ミニアルバム「Яe:Start」のリリースを控える彼女を、「C3AFA TOKYO 2017」のイベントステージ裏で直撃インタビュー!


8月25日、東京・幕張メッセで開催されたキャラクター&ホビーの祭典「C3AFA TOKYO 2017」で、アニメツーリズム協会主催「全世界のアニメファンが選んだ、訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)」のステージにモーニング娘。OGの田中れいながゲスト出演。田中は現在3人組ガールズユニットLoVendoЯのリーダーとして活動中で、9月6日(水)にはミニアルバム「Яe:Start」が発売される。収録6曲中、3曲が田中作詞という事で、イベント後に本人を直撃! 作詞への気持ちなどを伺った。

LoVendoЯは7月に全国ツアー「Яe:Start」を開催。今回のミニアルバムはそこで披露された新曲の中から6曲が収録されている。ツアーごとに進化し、楽曲の雰囲気も変えてきたLoVendoЯだが、「Яe:Start」での変化は今まで以上に大きい。曲のジャンルはバラエティに富み、田中作詞のソロ曲「シンデレラタイム♪」ではSEや自分の声を加工したハモリを取り入れるなど、新しいサウンド作りに意欲を見せている。

普通でつまらなかったから、つんく♂さんならどうするか考えた


――今回の「Яe:Start」でLoVendoЯのサウンドは大きく変わりましたね。ツアーでは他にも新曲を披露されていましたが、この6曲を選んだポイントというのは?

LoVendoЯを明るくしたいというのは前々から思っていた事で、曲選びはジャンルが偏らないようにというのが1番です。いろんなジャンルの曲を入れようって、3人で考えて。他にも新曲はあったんですけど、ミニアルバムだから6曲しか入れられなかったんですよね。すごく悩み抜いて、「これで!」っていう気持ちで決めました。今回私の作詞曲が3曲も入っているので、今までにリリースした作品のどれよりも思い入れが強いです。

――「シンデレラタイム♪」と「GAME」はライブなどで披露されていますが、「ギラギラ伝説」だけ、まだ歌われていませんね。

もったいつけてじらしてます(笑)。「ギラギラ伝説」は1番最後に書いた詞なんですけど、言ってしまえば作らなくても良かった曲なんですよ。曲数はもう足りてたので。でも、「なんかつまらんなぁ」って思ったんですよね。確かに音は変わったけど、内容が「フツーだなぁ」って。

それで、「こんな時、つんく♂さんならどうするかな」って考えた時に、メロディは普通なのに、歌詞や歌い方でおもしろくなる曲を作ろうって思いついたんです。10年以上つんく♂さんに教えてもらって、つんく♂さんの仮歌を聴いて育ったので、何かしら真似られる部分があるんじゃないのかと思って、いろいろ考えて考えて、作り上げたのが「ギラギラ伝説」です。

――田中さんの作詞には、つんく♂さんっぽい言葉のチョイスを感じます。つんくイズムが見え隠れするというか。

ホントですか? 嬉しいなぁ…。れいな、言葉を捻れないんですよ。もっと本を読んで勉強せんとって思ってるんですけど…。言葉を知らなすぎて、ストレートに伝える歌詞しか書けないんですよね。今はまだたいした本数を書いてないから何とか成立してるけど、この先もっともっと書いていくとなると、ストレートな言葉だけでなく、それをオシャレな表現に言い換えたりっていうセンスも身につけんといけないし。

ホント、勉強だなって思ってて。ですけど! 「ギラギラ伝説」の歌詞はぜ~んぶストレートに、“れいな語”みたいな感じで書きました(笑)。だからこそ余計につんく♂さんは天才だなって思ったんですよね。言葉の例えと表現の仕方が普通じゃないなって、改めて感じました。