コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、あづまとばりさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「魔法少女は難しい。」だ。6月6日時点で4.2万以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今回は作者のあづまとばりさんに制作の背景を伺った。
あるところに、魔法少女が現れる街があった。
街の人のために、街の人を襲うエシェックという敵と戦うヒーローであり、神様の使いに選ばれた16~18歳の子どもがなれる。
その街では魔法少女について保育実習で園児に教える授業があり、凛や若葉、茅鶴、怜たちはそこに参加していた。実はそこで、若葉が魔法少女だということが明かされる。
そんな中、保育実習中にエシェックが現れる。
魔性少女に変身して戦う若葉だったが、押されてしまう。「このままじゃ若葉くんが…」そう思った凛は思わずエシェックの元へ向かう。
果たして、凛たちは助かるのか……!?
実際に漫画を読んだ人達からは「天才すぎる」「アニメ化してほしい」「尊いの塊」「全人類読んでくれ」と、いった声があがっている。
今作は、あづまとばりさんが友人の砂糖きいろさん、虚無チャさん、ソルさん、ゆうぢゃくさん、わさびさん、127cmさんのキャラクターを借りて制作されたものである。それぞれのキャラクター達にも注目だ。
今回は、作者・あづまとばりさんに『魔法少女は難しい。』の制作について話を伺った。
――「魔法少女は難しい。」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
「魔法少女は難しい。」は元々、学生時代の友人達の間で作ったキャラクター達を使い、新たにストーリーを付与した“スターシステム”の作品で、身内間で楽しめるものとして考えた作品がこの「魔法少女は難しい。」でした。
――「魔法少女は難しい。」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか?
キャラクターの価値観や倫理観、思想の移り変わりを今後のストーリーで描く予定ですので、キャラクターの心理描写を見ていて欲しいです。
また、あづま自身が目指している「綺麗で陰鬱な世界観」も表現していきますので見守ってくれると嬉しいです。
――今作は読者から多くの反響があったかと思いますが特に印象に残っているコメントなどありますか?
海外の方が「ずっと待っていた、あなたの作品が大好きです」と言ってくれたコメントがとても嬉しかったです。
日本のみならず、海外の方も見て貰えるとは思っていなかったので「もっと頑張って描いていこう」と改めて思えました。
――あづまとばりさんが漫画を描く上で大切にしていることがあればお教えください。
漫画全体の雰囲気です。
前述した通り「綺麗で陰鬱な世界観」を最大限出せるように細めの線画や細かいトーン、重めのベタ、多めの星表現を意識して入れています。
――あづまとばりさんの今後の展望や目標をお教えください。
同人として「魔法少女は難しい。」の製本の発売やグッズを作る予定です。
私個人で作るので時間がかかるとは思いますが楽しみに待ってくださると嬉しいです。
――最後にあづまとばりさんの作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
「魔法少女は難しい。」を閲覧してくださりありがとうございます!かなり長い物語になるとは思いますが、山吹凛達を見守ってくれると嬉しいです。
漫画初心者の拙い漫画ですが楽しんで見て貰えるように制作を頑張って参りますのでよろしくお願いいたします。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)