タカとユージが長年愛される理由は”バディ”力にあり 映画の前に知っておきたい「あぶない刑事」の魅力まとめ

最新作にはおなじみのメンバーが集結。土屋太鳳、早乙女太一ら新キャストにも注目


5月24日公開される映画「帰ってきた あぶない刑事」では、舘、柴田、浅野、仲村、ベンガルらシリーズおなじみのメンバーが集結。前作「さらば あぶない刑事」で定年退職し、ニュージーランドで探偵事務所を立ち上げたタカとユージが、再び横浜に戻ってきて探偵の仕事をスタートさせるという設定で新たなストーリーが紡がれる。

帰国と同時に、香港在住の日本人弁護士が何者かに殺害される事件が発生。事件に引っかかりを感じ、過去に因縁のある男・劉飛龍(岸谷五朗)のもとを訪ねたタカは、飛龍のパートナーであるステラ・リー(吉瀬美智子)がかつての恋人に似ていることが気にかかる。

時を同じくして、タカとユージが営む探偵事務所を訪ねてくるのが、自分を産んで消えた母親を探す永峰彩夏(土屋太鳳)だ。彼女が探している母・夏子はタカとユージの旧知の女性であり、もしかしたら自分の娘ではないかと疑心暗鬼に陥る2人。そんな中、横浜で殺人事件が多発し、どうやらそこにはタカ&ユージと因縁深き暴力団組織「銀星会」の会長・前尾源次郎の息子である海堂巧(早乙女太一)が絡んでいることが明らかになっていく。

果たして2人は彩夏の母親を見つけ、かつ横浜を守ることができるのだろうか。予告を見る限り、あぶない刑事らしいド派手なアクションは健在。土屋や早乙女のほか、港署の捜査課長となった町田の部下・早瀬梨花を西野七瀬、町田の同期で県警刑事部長の八木沼大輝を杉本哲太、海堂が抱える最強の傭兵・黄凱を深水元基、港署の若手刑事コンビ・剣崎未来彦を鈴木康介、宍戸隼人を小越勇輝が演じるなど、気になる新キャラも目白押しだ。彼らとタカ&ユージがどんなドラマを繰り広げるのか、楽しみにしたい。

完成披露舞台あいさつの集合カット撮影=風間直人


■文/苫とり子