【漫画】"萌えの文化"をVRで堪能した少尉が最期に見ていた景色とは…チームの絆に「鳥肌立った」「令和1泣かせる」と反響多数

2024/05/27 18:00 配信

芸能一般 インタビュー コミック

一智和智さんの『未来のVRゲーム』が話題画像提供/一智和智さん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、異空間とつながる不思議なVRの世界を描いた作品「未来のVRゲーム」をピックアップ。作者の一智和智さんは、4月25日にX(旧Twitter)上で同作を投稿。そのツイートには3.1万以上のいいねと共に、多くの反響コメントが寄せられた。この記事では、一智和智さんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。

夢想か現実か…VRと上官に支えられた少尉の心の平和

『未来のVRゲーム』(2/10)画像提供/一智和智さん

ケイゴは美人な姉と可愛い妹に囲まれながら、VRゲームを楽しんでいた。

しかし、「ケイゴ少尉!作戦の時間だぞ」という声とともにVRのヘッドセットが外されると、そこは国家間の闘争が続く未来空間だった。実はケイゴにとっての日常は戦争の時代を生きる兵士であり、少しでも平和な時間を体験したいと、旧式のVRによって令和の時代に遡っていたのだった。

ある日、戦闘中に命を落としてしまったケイゴ。例のヘッドセットを付けたまま、ゲームの中で幸せに逝ったらしい。

「死ぬときは向こうでなんてお前らしいよ。姉ちゃんと妹と仲良くな」—―ケイゴの遺体を前に、どうしても部下の見ていた世界が気になってしまった少佐は、彼のアカウントを借りてVRを体験してみることにした。

VR上の世界で、ケイゴは姉と妹に自分の仕事の写真を見せていたようで、姉が持ってきたアルバムには、少佐とケイゴの2ショット写真が何枚も収められていた。

「仕事先はクソったれだけど、俺は上司には恵まれてる、でしょ?その人といっしょの写真ばっかじゃん」という姉の言葉を聞き、少佐の頬を一筋の涙が流れていた――。

作品を読んだ読者からは、「涙腺崩壊」「令和1泣かせる」「先生の作品は油断すると泣かせてくるので油断せずに読ませて頂いてます」などの声が上がっていた。

作者:一智和智さんに聞く制作の背景

『未来のVRゲーム』(7/10)画像提供/一智和智さん

――『未来のVRゲーム』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

具体的なきっかけはありません、散歩してると思いつきます。

――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

絵が汚いのでじっくり見ないでください、さらと流していただけると助かります。

――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

受け手の皆さまそれぞれに委ねます。

――本作は3.1万件以上のいいねを獲得しています。多くの反響を呼んだことについて率直な感想をお教えください。

らくがきクオリティで恐縮ですがうれしいです。

――日頃、作品のアイディアはどのようなところから着想を得ているのでしょうか。

日々の生活からです。

――今後の展望や目標をお教えください。

特に決めておりません。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

多くの方に読んでいただけると嬉しいので上記作品含む短編集、無料なので読んでください。