先日オランダで開催されたダンスイベント「SummerDanceForever」で独特のムーブで現地のファンを魅了! 8/26にパシフィコ横浜国立大ホールで行われた世界最高峰のストリートダンスコンテスト“Japan Dance Delight vol.24 FINAL”では所属するチーム・Alaventaで3位になるなど、2017年の夏は大活躍だったSANTA。そのSANTAがオランダの地で感じたこと、そして帰国して今思うことを語ってくれた。
今年の2月、僕がフランスのナントに行っている時にTATSUOさんから「SummerDanceForever」の期間空いていない? 一緒にSHOWをしようとお話を頂きました。
「SummerDanceForever」とは、毎年オランダ、アムステルダムにて行われる1on1のストリートダンスバトルの大会。アムステルダムと言ったらこのイベントがすぐ頭に浮かびます。何故かって、それは「歴史的名バトル」続出の世界トップレベルのイベントだからです!
Waydi vs Kefton
Nelson vs Gucchonさん
CALEAF vs HIROさん
などなど!だから会場には、あの有名ダンサーが何人も、いや、何十人もいるんです(笑)。今年のHIPHOPはエントリー500人越え。驚異的な数字ですね…このイベントはストリートダンス界の一大祭りなんです!しかも今年は、新たにPOPPING、HIPHOP、HOUSEの3ジャンルにLOCKINGが加わり4ジャンルのバトルになり、さらに注目を集めていました!
ルールも特殊!トーナメントを制し優勝したダンサーが、ジャッジ3名 をコールアウト(指名)し、優勝者 VS ジャッジがさらにバトルを行い真の優勝者を決める。さらにオーディエンスジャッジがあったり、3ムーヴ以上だったり!珍しい過酷なルールが沢山あります! まさにFOREVERスタイル!そしてForeverは10日間くらいあって、WS(ワークショップ)があったり、Partyがあったり、そのコンテンツの一つがTHEATER FOREVER!バトルの様にYouTubeに現地に行かないと分からないかもしれませんね。
去年はGLASSHOPPERとTOKYO FOOTWORKSが日本チームでした! そして今回のメンバーが!前回のBluePrintの記事でも沢山書かせて頂いた「バッタの王様」GLASSHOPPERのTATSUOさん日本国宝BE BOP CREW、ebonyのYOSHIEさんs**t kingzからShojiさん、NOPPOさん、Oguriさん!僕の大大大好きなチームです!
そして若い世代からAKIちゃん、KAZANE、僕。憧れのヒーロー達が大集合って感じでした(笑)。リハーサルは6月から約2ヶ月間。最初のリハーサルはs**t kingzの事務所でピザパーティー! 緊張して緊張して、ピザが喉を通っていかなかった事を覚えています(笑)。毎回のリハーサルでの作品のアイディア、改善への着眼点、作品へのこだわり。一秒一秒、一言一言が勉強になる。8人で30分以上。とんでもなく素敵な人達と、とんでもなく素晴らしい作品ができて、一緒にステージに立たせて頂けることが本当に光栄でした。もしかしたら、日本でも…!?その時は皆様お見逃しなく!!
そして「HOUSE DANCE FOREVER」。僕もバトルに参加しました。ハウスも約300人のエントリー!!エントリー完了まで2時間並ぶんです。行列フォーエバーでした(笑)。予選は二人同時にソロを踊る形で、エントリーを一緒にしたKAZANEと一緒に踊りました!小さい頃から仲の良い姉ちゃんとオランダで一緒に踊り、無事一緒に予選通過でき、嬉しかったです!
Candyman 、Alesya 、Toyinとあたりました。どれだけハイレベルなんですか(笑)。会場はだいぶ沸いてくれて、確実にレペゼン出来たと思います!
今回は自分を褒めてあげようと思いました!FOREVERは人間性がとても出るルールなんです。過酷なバトル後に負けたか勝ったかバトラーに聞きます。そこで自分で今のバトルを判断します。素直に負けを認める人も、相手に結果を委ねる人も、色んなタイプの人がいるんです。勝つ事よりもそこで踊る事を大切にしている。そこには沢山のドラマがある。それがリアルでリアルを皆求めてダンスしているんだな。と感じました!
沢山学ばせていただいた事を自分のモノにして、今回の経験を生かせるように頑張ります!!! 本当に最高な旅でした!絶対来た方がいい! 来たら人生揺さぶられますよ!日本でも9月にSDCJで沢山の海外ダンサーとコニュニケーションをとれるし、10月には「SummerDanceForeverJAPAN」もあります!大切なものを見極めて、ダンスシーン盛り上げていきましょう!
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)