磯村勇斗、仕事で感じる理不尽はすぐに解決したい「後輩のためにという気持ちは強いかもしれません」<演じ屋 Re:act>

2024/05/24 08:30 配信

ドラマ インタビュー

「誰かを救う力、エネルギーが演じることにはある」

――本作のテーマの1つに「演じることで人々の心は救えるのか!?」というものがありますが、磯村さんご自身は演じることで人を救うことができると考えていますか?

自分の出た作品や役によってはお手紙とかコメントをいただくんです。「闘病中で…」とか「苦しい思いをしていたけども…」という。そういう時に自分の出ている作品とか役を見て生きる勇気を感じてくれる人がいることを知って、少しは救う力になれているんじゃないかと思えていますね。見る人全員に対しては、無理かもしれないですけど、誰かを救う力、エネルギーが演じることにはあるなと思います。

――そういう意味で言うと、俳優という職業は反響も影響力も大きな仕事だなと感じます。そんな中で、磯村さんは2023年たくさんの賞を受賞されました。今後はどんな役者を目指そうと考えていますか?

たしかに2023年から2024年にかけて、いろいろな賞をいただきました。それに対しては、率直にうれしい気持ちが大きいです。でも、だからといって浮かれることは全くないです。

――なぜでしょう?

やはり携わってきた作品たちは、僕1人の努力というよりも、スタッフ、キャストみんなで一緒に作りあげたことに対する評価だと感じています。だから、これからも頑張っていかなきゃなと思うんです。2024年は、また違う作品も公開されるので、それをしっかり見てもらえるように、頑張りたいです!

◆取材・文/於ありさ
撮影/友野雄
ヘアメイク/佐藤 友勝
スタイリスト/笠井 時夢
衣装協力/マリアーノ、ワークスタッド・ミュンヘン

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